鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

東一正芳

2019-07-02 07:04:16 | 大工道具
東京鑿です。

以前、金物まつりでお話してる時に「東一って見た事有る?」って聞かれましたが・・・。これの事やったのかな?って。

ネットで ㈲スズキ金物店 さんで見ると「千住の正芳!」ってあります。初代・二代と名工で当時も高かったようですね~。



京都発・町屋・大工はんなり日記 さんや 職人魂~人が造り出す美しさ~ さんも書かれています。



こんな鑿を触れるなんて。






叩き鑿ですが、甲も厚く丈夫な鑿です。

柄を抜くとコミ(中尾)も錆びてました。そんなに古くない物でもたまに錆びてるのを見ます。







金床で軽く叩いて錆を落とし。







黒染め液・油を塗ってさらに落としました。





穴はこんな感じで。





柄付けの全体像はこんな感じになりました。






正芳の鏝鑿も初めて見ました。








いい感じで蘇ったと思ってます。よかった。




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