鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

危険と隣りあわせ

2015-08-06 06:54:42 | 大工道具
職人は体が資本なので人それぞれで木にかけてると思います。
商工会議所の新商品木工研究会のメンバーの半数は指に何らかの怪我をされ変形しています。


そういう人は鑿の柄屋でも数名いました。

幸い親父も自分もなんとか原形を保ってました。


丸鋸でも怪我はしました。
大概芯持ちの太い木の時です。


下準備として原木を製材して丸めておきます。
今回は旋盤ででした。


直径10cm弱の物を丸める時に飛びました。

左小指に直撃し、見る見るうちにパンパンに晴れてきました。
野球でのデッドボールってこんなものなものか。
でも今回はちょっと違う。


冷凍庫にあった氷冷材で冷やすとひいて来ました。
内出血か少し青くなってます。





夜間診療でレントゲンを撮ってもらった。
整形外科の先生がいないので外科で治療してもらいました。





大袈裟ですが金具を付けてると楽です。
痛みもなくなってきたので大丈夫そうです。

取引先の鑿鍛冶さんでも研磨が割れて怪我をされたが3名いました。

カバー無しで研磨の上面加工される包丁・小刀を見てると怖いですね~。


したくてするものではありませんが気をつけましょう。




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クデコシ

2015-08-05 06:50:39 | 大工道具
クデコシって言う鑿です。
鑿だけの写真撮り忘れました。
カネタケ(高橋和己さん)です。




何処まで入れたらいいのか迷いました。
丁度、宮脇正孝さんが来られましたので聞きました。





クデコシで調べたら清久(渡辺さん)のも出てきました。
こちらは柄が付いてませんでしたね。

以前には高田さんのも付けましたが写真撮り忘れてました。



話が変わりますが西向きの台所と寝室。
毎日暑くてたまりません。


暑さ対策で夕暮れ後に屋根と壁に水を撒いてます。
夕立効果でエアコンの効きもよくちょっと助かりました。
西壁が焼けてギブアップでしたので。
瓦と壁にはいい事ないのかな~?
暑くてたまりませ~ん。
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古鑿修復 7

2015-08-04 06:46:37 | 大工道具
きつね(磯野さん)の古鑿で中叩きが卸さん着ました。
グミ柄と言う事です。





アップです。
少し判りますか?





中尾のアップです。





いつ位のものでしょう?
この形と外見からを見るとだいぶ前の物ですね。

きつね専門の卸さんは以前鋼の入り方で何代目か判ると言われてました。


柄付けしてから口金とマチの合わせ目をかしめました。






すり合わせ終了。






アップの表裏です。







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追入れ10本組

2015-08-03 07:01:01 | 大工道具
一般的に追入れ10本組と言えば寸4から1分ですね~。
変則的にそれ以外もありました。







一番大きいところから1寸・9分・8分・7分・6分・5分・4分・3分・2分・1分と言う構成になってます。





まっ、これも10本組ですよね~。
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