今朝も爽やかな秋晴れです。
ここ数日Tシャツの製図(洋裁との違い)について、お話させて頂いていますが、
カットソー教室では、生徒さんに製図をして頂くことはありません。
デザインや型紙は全て、私が作っていますので、
洋裁未経験の方でも、簡単に既製服の様な作品を作って頂くことが出来ます。
(生徒さんの大半が、洋裁未経験の方です。)
ではなぜ、記事にしたのかというと、
洋裁経験のある生徒さんや、ブログ読者の方々から
良く受けるご質問だからです。
興味のない方、ごめんなさい。
一通りご説明させていただいた後に、
Tシャツのアレンジについての実践編も考えていますので、
そちらにご期待ください。
今日は、Tシャツの身頃について、お話させて頂きます。
これも良くご質問いただくことですが、
Tシャツの前身頃と後ろ身頃は、洋裁の型紙とは違い、
衿ぐりが違うだけで、なぜ、あとは全く同じなのか?と言う事です。
これは、カットソーは既製服の技術ですので、
ニットの伸びを利用し、大量生産向けに考え出された物だからです。
しかし作るのは楽ですが、AH(アームホール 袖ぐり)も同じですので、
洋裁(原型から作った型紙)で作ったものに比べて、
着用時の形が、綺麗でない事は確かです。
そこで私は、これを少しでも解消しようと
Tシャツ前身頃の、AHのくりを少し深くして、
後ろ身頃の脇を少し出し、AHの長さを同じくなる様、
調整して、私独自のTシャツ型紙を作りました。
(勿論それでもピッタリものをご希望の場合は、
ご自分の洋裁原型から作って頂くことをお勧めします。)
・・・ 生徒作品のご紹介です。・・・
これはFさんのカットソー作品です。
爽やかな花柄の、カシュクールTシャツです。
では今日はこの辺で、講習に出かけます。