今月入会して下さったAさんの
2回目の講習作品です。
初級カリキュラム作品の
ドルマンスリーブTシャツです。
洋裁ご経験者でも
カットソーと洋裁の違いを
ご理解頂くためと
ロックミシンに慣れて頂くため、
初級カリキュラム作品だけは
作って頂いています。
(洋裁及びカットソーご経験者の場合は要相談)
初めての方の場合は 、
まずはロックミシンに
慣れて頂くための練習になります。
使用したのはイタリア製の、
肌触りが良く柔らかなニットです。
袖口にはレースを縫い付けて
アクセントにしました。
襟無しのデザインですが、
共布でスヌードも作って頂きました。
上品で素敵な作品になりましたね。
ありがとうございます。
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先月の生徒作品展後、
多くの地元の方々にご入会頂いています。
先日も、お一人
体験講習を受けて下さいました。
体験講習で作って頂く作品は
2種類のチュニックからお選び頂けます。
初めての作品はこちらです。
写真では分かりにくいと思いますが・・
レースのパワーネットで、
裾は巻ロックで仕上げています。
洋裁ご経験者のKさんは、
あまりに簡単に出来るのに、
まずは、驚かれたようです。
縫い代付きの型紙やカッターで裁断すること、
まち針も使用せず、印付けもない。
従来の洋裁では考えられない事ですね。
ご質問も頂きました。
「襟はバイヤスに裁断しなくて良いのですか?」
この質問は、
洋裁知識がなくては出来ないですね。
今までにもブログには
何度か書かせて頂いていますが、
カットソーを理解するには、
ニットと普通の生地の違いを
考慮する必要があります。
何が違うのかというと、
普通の生地は縦横には伸びませんが、
バイヤスには伸びます。
(ストレッチ性のある生地意外)
その為、
ドレープやリボン、襟などを
バイヤス裁ちにします。
(デザインにもよります)
しかし一般的なニットは、
横に伸びる性質があります。
(中には縦横に伸びるのもあります)
この為、
普通の生地とニットでは
裁断の仕方が変わってくるのです。
ここからは少し難しくなりますが、
では、
普通の生地もバイヤス裁ちすれば
カットソーが出来るのでは?
そう思われた方もおられるのでは?
結論から言うと、
はい、可能です。
ただし、
普通の生地はバイヤスに伸びますが
その伸び方は、
45度で一番伸び、角度が少し変わるだけで
伸び率が違ってきます。
分かりやすく言うと、
45度と40度では伸び方が違います。
また、
生地によりその伸び具合もまちまちです。
裁断する際にはその辺を考慮しないと
上手くいきません。
その為、高度な技術が必要となります。
よく分からない、
と言う方は
そんなものかと
思って頂けるだけで良いと思います。
ありがとうございます。
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