襟無しTシャツ（生徒作品）と女の一生？

昨日は、Aさんが

3回目の講習に来て下さいました。

 

　作品は基本のTシャツで

襟のあるデザインですが、

昨日は暑かったですよね～。

 

すぐに着たいと言うご要望でしたので、

今回は特別に襟無しで作って頂きました。

 

襟の付け方も覚えて頂きたいので、

涼しくなったらもう一度

作って頂く事にしました。

 

作品はこちらです。

残りニットでスヌードも。

 

 

ニットは上質のコットンで、

肌触りも良く、作りやすい素材です。

 

出来上がりを見たAさんは

とても喜んで下さいました。

 

また将来は、

家族のものも作れるようになりたいと

楽しそうにお話しして下さったAさん。

 

今回3回目で、

少し教室に馴染んで下さったのか、

こんなお話しもして下さいました。

 

 

「最近ようやく考えを

変えることが出来るようになったんです」と。

 

お話しを伺うと、

 

長年、舅、姑さんの介護をされ

順に看取ってようやく

ご自分の時間が取れるようになったものの

 

” 女は常に家に居るもの ”

 

と言う、昔からの考えに縛られて

今まではやりたいことも我慢されてきたとか。

 

最近になって、ようやく考え方を

変える事が出来るようになったのだそうです。

 

それでもまだ後ろめたさがあり、

大好きな習い事に行くにも、

 

定年退職したご主人には、

 

「子や孫がいつ遊びに来ても良いよう、

家に居るべきじゃないのか？」

 

と言われるのだそう。。

 

それでも、最近は少しずつ

自分の好きなことを

優先するようにしているのだとか。。

 

お話しを伺っていると、

好きなことをしながらも、

罪悪感を感じておられるのが

ひしひしと伝わってきます。

 

あまり出歩いていると、

親戚や周りに非難されるのでは？

そんな思いもあるようです。

 

 

女性の人生について考えさせられますね。

 

価値観も置かれた状況も違いますので、

何が良いのかは分かりません。

 

が、人生は自分のもの。

どんな結果になっても、

自分で選択した事なら納得できますね。

 

一度きりの人生ですから、ね。

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