漫画マンガ

いくえみ綾さんの「潔く柔く」。
いよいよカンナ編がスタートしました！
９巻まで出て、そのつどいろんな主人公がいて、それぞれと絡み進んできましたが、やっぱり私は女性キャラの中で一番カンナが好きです。

いくえみさんのお話はすごくリアルで面白いのですが、ほんとに腹が立つ、大っきらいなタイプの主人公の女の子が多いです！なんで～って思うくらいむかつくツボが……

たとえば、好きな男に振り向いてもらうために、これだけ頑張ったんだぞー！っていうのをタラッタラと男に見せつけるっつーかー…
頑張る姿は美しく、共感を呼ぶので大切なのですが、それが私にはなんっともむかつかせるのはなぜか・・・（他の作家さんのお話で、頑張るけなげな女の子には共感持てるのに）。
それはひとえにいくえみ先生が、あえてやってることじゃないかなと、勝手に思ってます。だって実際いるよ、そういう女の子たち。

で、前にも書きましたが、カンナはそういう女の子たちのなかでは非常～にめぐまれているというか、ほかの子たちはまぁ普通な、そうモテないんですが、カンナは可愛いのですごくモテる。
天然なので、普通はカマトトぶってと、女からは嫌われるタイプ（話の中でも嫌われているし）。でも私は不思議と好き。

それは自分は可愛くてすごく男にモテるけど、それはモテないよりはいいことだろうけど、自分にとってはなんの意味もないことだと、ほんとに思って生きてるから。
ハルタを失ってから、ずっとずっと自分を閉じてるから。

そんなカンナが主人公の最終章は過去から始まります。
まだハルタが生きてる頃から。

でもハルタは死んでしまうわけなので、未来がどうなるのかが気になります。
変わらないと、このままでは終われない・・・はずだろうから（ねぇ？）

そこで前々からずっとのたまってきたのが、二つ前の話に出てた「ろく」ちゃんです。
ろくは「一人の人」を探してるはずだから、きっと未来でカンナと出会って、カンナの閉じてる心を開く、運命の人だと「勝手」に思って期待してます。

違うエンドになったら、あっはっは～ですが、読者としては納得できればそれで満足なので、楽しみに楽しみに読んでいきたいなと、思ってます（連載ものの醍醐味です）。

池谷理香子さんの「微糖ロリポップ」
可愛いけど性格最悪な彼女ができた知世がなんであんなに円に意地悪なのか、円はほんとに鈍感やな～～と、これも読んでて面白いです。
でも昔と違って、ほんとに知世のこと男として好きなのか？まだわかりません。
それらしいこと言ってるけど、彼女がいるからあきらめられる位では、まだまだ恋心は足らない・・・気づいてないだけかもしれないけど、痩せ我慢もほどほどにしないと（でもそこがストーリーを面白くしてるんだよね）
知世は、ほんとにしっかりしてて、かっこいい男に成長したわ～

矢沢あいさんの「NANA」
もうどん底の展開です。
まだ下・・・あるみたいだけど

自己中で我儘で勝手な女だったハチが、どんどん大人になっていく様はうれしいですね。
好きだったタクミは、もう完全ポイしちゃいました（私がっ！）。
あんなろくでもない男はレイラ一筋でいればいいんだよ！
好きになってもらいたい（自分が楽でいるために）女と、代わりのきかない特別な（精神的つながりだけでいいほどの）存在の、自分が好きな女なら、タクミにとって１番なのはやはり「自分が好きな特別な」女なんだよね。
はっきり言って迷惑じゃ！（ハチに代わって叫ぶ）
で、今一番イイ男だと思うのは、シンちゃんです
私の心の声をセリフにしてくれるキャラです。すごいよシンちゃん！

他にも好きなお話がいっぱい！
頭リフレッシュになります。