明と暗

おいらは小学校３年生の時に母を亡くしています。
その後、親父の仕事の関係で埼玉に出てきて、その会社が賄い付きだったせいもあり、その親父の会社の社長の息子さん達と兄弟のように育ってきました。
そして、そこの会社の社長の奥さんはおいらの母親のような存在でした。

その方が29日未明にお亡くなりになりました。

その日は家の引渡し日で、午前中に銀行に出向き、鍵をもらい、リフォームし始めた矢先にかかってきた一本の電話。
なんとなく「まさか」って感じはしたけど・・・

うちの長女見せた時「初孫だな」ってポツンと言ってくれたっけな。
去年一緒に花見行ったなぁ・・・
まだ下の子見せてないのになぁ・・・

いつだって人の心配ばっかりして、自分の不安話もしてくれないまま逝っちゃって・・・

いつか・・・
「そろそろ母ちゃんって呼んでもいいだろ？」って・・・言える日がくると思ってたのになぁ・・・

棺に入れるメッセージカード、あんなとこで書いたら泣いちゃうからさ、書かなかったよ。
だからここでな。

ずっとありがとう。おつかれさま。おれは頑張るよ。