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未だおいらのブログでの検索キーワードTOPは「Mr.Children スーパーマーケットファンタジー」

今でも一週間に数人の方がこの検索ワードでおいらのブログにいらっしゃってるようです

やはりそれだけミスチルがすごいということなんでしょうねー

ちなみに前作感想はこちら
さて今回は2年ぶりのリリースとなったニューアルバム「SENSE」

去年の12月1日には出てたんですね


んでまぁいつもの調子でずーーっと聴いてました

今回はちょっと前置きを

おいら基本的に全く情報入れてません。
一切のレビューも、アルバムの紹介文さえも読んでません。
ミスチルさんのインタビューももちろん観てません。
あくまで個人的感想、「曲を聴いておいらが思ったこと」ですので、
音楽評論家さんの意見や、ミスチル自体がこう感じてほしかったとかの記事とは程遠い感想かもしれません。
そこはくれぐれもご了承下さいね

さて、長い前置きで失礼いたしましたが感想です

前作「スーパーマーケットファンタジー」がバランス、質、共に良すぎたのかな?
今回の「SENSE」には前作程の魅力はないかなー
と、買って初めて聴いた時は思いました。
それを数回聴いていくと全く違う世界に変わりました。
前作を「マーブルな光と闇」「人そのもの」と表現しましたが、
こちらはもっと闇の濃度が濃い。
この歌詞を書く際は辛く苦しくなかったんでしょうか?
過去の古傷をナイフでエグり出し、そこに塩を塗りこむような
容赦なく、鋭く、残酷な言葉達。
自分の内面の醜さや弱さと真正面から向き合い、自問自答するプロセス。
でもそのプロセスがあってこそ人は強くなる、
次のステップに進めるんだと、
俺たちはやったぞと、
お前も本当に飛び立ちたいなら地べたで文句ばっか言ってないで本気になってやってみろと、
まるで喉元にナイフを突きつけられたかのような気持ちになりました。
もちろん甘い愛の歌もあります。
でも今回、私の心を衝いたのは、
人の苦しみ、欺瞞、恐怖、甘え、
そしてそこからそむけたくなる目を、心を、
みんな持ってるんだと、
お前だけじゃないんだぞって、
厳しい言葉の裏に隠れた愛情でした

ほんと今回のアルバムは賛否分かれると思います。
でも聴いてみてほしい

相当の生みの苦しみがあったはずだから・・・