「juju's cafe」さんでジャズ演奏のライブを楽しんだ。
前から予約していたライブで、事前に、当日の厳しい(?)ドレスコードを伝えられていた。
その1、女性は緑(グリーン)を基調とする洋服とする。
これは、推察するに、オーナーがグリーン系の洋服が好きだからではないかと想像する。
それに、5月の新緑にぴったりだからかもしれない。
その2、男性は胸のポケットに何か花を挿すこと。
私は、我が家の庭の、まだ蕾と言っても良いような、真っ赤なバラの一枝とした。
こちらは、男たちに対する、「たまにはカッコつけて見なさいよ」との発破なのかもしれない。
演奏はギター、ピアノ、ベースのトリオで、女性のボーカルが加わった。
近頃は、コロナのお陰で出かけることも無く、ナマの演奏を聴くのは久しぶりであった。
それぞれの掛け合いが会場を沸かせた。
セットされたお料理は、ビーフシチューをメインに、チーズなどを盛り合わせたものであった。
お料理好きのオーナーのジュジュさんが、じっくりと煮込んだビーフシチューは絶品であった。
赤ワインにとっても相性の良いお料理で、杯も進んだ。
「顔が赤いですよ!」とのオーナーのご指摘も、全くその通り。
ボーカリストはワイングラスを片手に、声量の豊かな歌を聴かせてくれた。
ジャズにはお酒がよく合い、最高の盛り上がりをみせた。
客も、演奏家も、そしてオーナーも、全員一体となり楽しんだ夜だった。