春は野鳥たちにとっても恋の季節。
パートナー探しや巣作りの場所探しの活動が活発になってきたようである。
公園の池にも、昨年11月から一組のカルガモのカップルが飛来するようになっているが、時々別のカップルもやってくる。
さして大きくはない池では、そんな時、二組の間で激しいバトルが生じることがある。
巣作りの場所確保、あるいはメスの横取りが狙いなのであろうか、激しくやりあう。
池に侵入した相手を、威嚇して追いかける。
追われた方は一目散に逃げる。
たまらず池の外に逃げだしたカップル。
相手から受けた冷たいしうちが恨めしそうである。
追われたカップルは、近くを流れる用水路に移動する。
今度は、この公園を縄張りにしているのであろうか、カラスが木から舞い降りてきた。
「邪魔者は他所に行け」とばかりガーガーと大声をあげ続ける。
年が明けて、野鳥の動きが活発になってきた。
その種類も数も増えてきて、観察する方にとっては春から夏が一番おもしろい季節であろう。
カルガモの繁殖期は4月から7月と言われているので、彼らにとってはこれから忙しい時期である。