七重八重 花は咲けども山吹の・・・。
この辺りには、一重の花が多く、八重を見るのは稀である。
一重の方が少し咲きだすのが早いようだ。
八重は、これから。
七重八重 花は咲けども山吹の・・・。
この辺りには、一重の花が多く、八重を見るのは稀である。
一重の方が少し咲きだすのが早いようだ。
八重は、これから。
落語の「長屋の花見」を思いだしている。
長屋の大家さんが、気前よく住人を花見に招待する。
お茶を水で割った「お酒」を二升、肴は大根の漬物を「かまぼこ」に、たくあんを「卵焼き」に見立ててふるまう。
無理やりお酒(薄めたお茶)を飲まされる、店子たちのやり取りが面白い噺である。
こちらは桜を見ながら「桜餅」をほお張り、お茶をすする。
陽は西に傾いては来たが、暮れるまでにはまだ時間がある。
かまぼこでも添えて花見酒といきたいところだが、渋茶でがまん。
ソメイヨシノも満開にちかく、お花見に好い時季となった。
近くでは、土手の桜とハナダイコンが共演だ。
行き交う人たちが「きれい!」と声を上げていく。
ソメイヨシノが、一見満開のように見える。
枝先に近寄ってみる。
まだまだ開花を待つつぼみが控えているのが見える。
ところが・・・。
先を急ぐ花があり、ちらちら散りだしている。
来週あたり、「花散らし」の風が吹き、花吹雪が舞うような気がする。
パッと咲いてパッと散る・・・。
そんな潔さが魅力の一つではあるが、それにしても「花の命は短い」。
先日、「ザンギ」のお店がオープンした。
持ち帰りがメインではあるが、店内にイートインのスペースもあるようだ。
ぶつ切りの鶏を揚げたもので、醤油ベースのしっかりした味がついている。
いつもの「鶏の唐揚げ」と何が違うの?と言われても私には説明は無理。
わずかに「ザンギは北海道のもの」という以外、知識を持ち合わせていない。
小と大の持ち帰り用のパックがあり、大でザンギが10個ほど入っている。
熱々の揚げたてを持って帰り、ビールかワインをやる。
幸いにして、「ザンギの冷めない距離」にあり、おいしくいただける。
「緊急事態宣言」がようやく解除される。
とは言え、新規感染者が無くなったわけではない。
まだまだ、「マスク、手洗い、ソーシャル・ディスタンス」は頭に入れて行動しなければなるまい。
飲み会、会食などは我慢する生活が続きそうである。
コロナ感染拡大の第一波のころはオンライン飲み会もやったが、やっぱりつまらない。
近頃は、誘われることもないし、誘うことも無い。
呑み仲間が集まり、飲みながら、大声でバカ話に興ずる。
それは、まだまだ先のことか。
お昼も、「どこに食べに行く」ではなく「何を食べる」になってしまっている。
昼食のローテーション入りした「橙や」さんの持ち帰り弁当。
幕の内、天重、すき焼きの中から、今回は「すき焼き弁当」。