庭先のフェンスのコンクリート柱にセミの抜け殻があった。
セミというよりも、子供たちが喜びそうな「怪獣」の模型のようでもある。
セミの一生はその多くを土の中で過ごし、こうして地上に出て成虫になるとわずかな命らしい。
地中から這い上がってきて、ここで全身を覆っていた「鎧・かぶと」のような殻をぬぎ捨てた。
それにしても、眼や触覚、脚の先(爪?)までそっくり残して、よくきれいに抜けられるものだ。
庭先のフェンスのコンクリート柱にセミの抜け殻があった。
セミというよりも、子供たちが喜びそうな「怪獣」の模型のようでもある。
セミの一生はその多くを土の中で過ごし、こうして地上に出て成虫になるとわずかな命らしい。
地中から這い上がってきて、ここで全身を覆っていた「鎧・かぶと」のような殻をぬぎ捨てた。
それにしても、眼や触覚、脚の先(爪?)までそっくり残して、よくきれいに抜けられるものだ。
昨日(7/20)、中国、近畿、東海各地の梅雨が明けた。
前にも書いたことがるが、「立葵の花が一番上まで咲き上ると梅雨が明ける」と言われるそうである。
遊歩道の大きな樹木が陰を作るところに立葵の花がある。
てっぺんの一輪の花が咲いていたが、既に下の花は咲き終わり茶色くしぼんでいた。
梅雨明け間近らしい。
連日、記録的な猛暑である。
このカルガモの巣は公園の池に植えられたカキツバタの株(植木鉢)であるが、午前中は直射日光を浴びてしまう。
それでもしっかりと卵を抱いている。
気の毒であるがどうしようもなく、午後、太陽の位置が変わり、周りの木が陰を作ってくれるとホッとする。
卵を抱いてから14日目になり、孵化するまで、あと10日あまりというところか。
ここ数日の暑さを考えると、本能とは言えじっと卵を抱くメスの姿に、人間には推し測れない強さを感じるのだ。
40℃近くの気温のなか、親の羽毛で覆われた状態の「卵」は大丈夫なのかも心配になる。
4,5月に産まれた卵ならば、そのころの気温からして「温めている」という感覚で見ていられた。
さすがに、このところの猛暑では、卵の殻の中の適正条件を超えているようにも思うが、どうであろうか。
公園の池には、ハスの花が盛りとなっているが、ピンクが濃い珍しい一輪に気が付いた。
始めて見たような気がするので、池の管理などをされている方に訊くと「八重」だという。
八重は、普通のハスに比べて、午後の花びらの閉じ方がはっきりとしないとか・・・。
同じ池に咲くハスは、つぼみ、見頃の花、ハチの巣のようなタネとが混在して面白い。
この暑さをものともせず「オニユリ」が咲く。
真夏のカンカン照りが続いても平気な、まさに真夏の花と言えよう。
小学生の頃、オニユリの花に飛んでくるアゲハ蝶を追いかけていて、赤い花粉をシャツにつけしまうことがあった。
花粉をつけて帰ると、母親に小言を言われたものである。
この花の花粉は、洋服に着くとなかなかとれにくいようである。
葉の付け根に「むかご」が付くのも、一つの特徴である。
我が家に咲いているオニユリは、田舎のお隣の庭で拾ったむかごから育てたものである。
さらに、毎年、地面に落ちた「むかご」のいくつかが芽を出して増えている。
ほとんど手のかからない丈夫な花である。