約5000年前から存在するというタロットカード。
どこが発祥なのかはいくつか説があって、タロットカードのルーツははっきりしないようだけど・・・これだけ長い年月、伝わり続け、守られてきて、色々な国で愛され使われ続けている。
その事にすごく夢を感じるわけで、子供の頃からタロットカードは好きだった。
他にも、エジプトカード、オラクルカード、ルノルマンカード、ジプシー占いのカードなど、色々持ってみてどれも魅力あるけどやっぱり一番好きなのがタロットカード。
特に覚えようと思ったことはないけど、好きだから本を読み、色々観てるうちに気がついた時には意味は覚えていた。
タロットカードの魅力は、現実の生活に直接役立つ答えをくれるところ。
逆に言うと「なんとなく幸せ」ってなりたいという人にはあまり向いていないかもしれない。
タロットカードは大アルカナ22枚、小アルカナ56枚から成っていて、大アルカナで人生の大きな流れを、小アルカナで日常の詳しい流れを観ていく事ができる。
現実が生々しく出てくるという感覚。
だからこそ現実を生きる意味でヒントにもなる。
これから予測される流れ、自分の精神状態、周りの環境、相手の気持ち・・・
こういい事を一つ一つ観て、今やろうとしていることを進めるか止めるか、やり方を変えるか・・・色々考える。
私が自分のことを観るのは九割が仕事の進め方、他には趣味、転居、旅行、買い物など。
自分で観る事は仕事にも役立つ。
タロットカードの絵柄は種類豊富で、その美しさや楽しさも魅力の一つ。
絵柄が変わっても意味は共通なので好きなものを選んでいいと思う。
私が今年買ったやつも、お客様からよく「絵柄綺麗ですね。どこで買ったんですか?」
と聞かれるけれど、ちょっと珍しい中国のタロットカード。
上の写真もそのカード。
この絵柄に一目惚れして買ったので、これを見る毎日の仕事も楽しい。
私が買ったのはこれ。
けど、これからタロットカードの意味を覚えたい、勉強したい、そのために買いたいという人にはこれはおすすめできない。
初めての方には数札が読みにくいので。
78枚全部の意味をすでに知っている人、占いに使うよりコレクションで持ちたいと思う人ならいいと思う。
初心者の方におすすめなのは、ウェイト版タロットカード
(ライダー版と呼ばれてる事も)
これは数札にも全て絵柄が入っているので絵を見て意味を推測しやすいし覚えやすい。
こういう絵柄のカード(下の写真)
上の写真と比べて、全てのカードに絵柄が入っているのがわかるかと思う。
私が今使っている上の写真の方は、剣やコインが並んでいるだけのカードがあるのを見て比べてみるとよくわかる。
このソードやコイン、ワンド、カップなどのカードが小アルカナの数札。
下のカードでは、カップやコインと一緒に人物が描かれている。
この絵を見て意味が想像できたりする。
例えば一番右の列の真ん中のカードはペンタクル(コイン)の10の逆。
家族らしい人の姿、動物の姿もあり、立派な建物は住居だろうか・・そこにお金を表すペンタクル・・安定して豊かなイメージ?という感じで。
タロットでは正位置、逆位置で意味が変わるので、この場合その意味の逆は・・・と読むと想像出来る。
これが数札に絵柄のないカードだとコインが10枚並んでいるだけ。
なので意味を覚えていない人が見ても???となる。
☆自分の事をちょっと観てみたいというのでタロットを習いたい人に、うちでも教えています。
その事に関してはこちらです。ウェイト版タロットの方もこちらに貼っときました。