僕が昨年5月、サーキットで初めてカートを見た時、まずびっくりしたこと。
カートが立ってる!!
だいたい初心者はびっくりしますね。これ見ると。
さらにびっくりなのがこれ。
左右のリアタイヤ。
一本のシャフトで繋がってる!!
うそでしょ?!
と思いました。
どうやってコーナー曲がるの?
車のメカニズムについて、僕はごく基礎的なこと以外、何も知りません。
まあ、それでも、四輪車は、コーナーを曲がる時『内輪差と外輪差』がある、ということぐらいは知ってます。
コーナー外側の車輪は長く転がる。
しかし、内側の車輪は短く転がる。
この矛盾を解決するために、一般道を走る車は「デファレンシャルギア」というものを装備しています。
まあ、僕でも、なんとかこのあたりまではついていけます。
レーシングドライバーを養成するために、カートのスキルは、今や必須条件となってきています。
そこで、カートは、速く走るための独自の進化を遂げたのです。
その一つが、キャスター角度。
ちょうど神戸スポーツサーキットで、タイヤを外したレーシングカートが置いてありました。
そのフロント部分のアップ。真横から見たときの「キングピン」と呼ばれる部品、その『傾き加減』がキャスター角度、なのだそうです。
ホイールを取り付ける3本のボルト、その奥にある円筒状の部品ですね。
確かに傾いて取り付けられてます。
カートは一般車よりも、この角度を大きく取ることによって、コーナーを曲がる時、
内側の「リアタイヤが簡単に浮き上がる」ような構造になっている、というのです。
これはカート独特ですね。
このため、カートは『3輪走行がしやすくなる』というのです。
この特性を利用して、カート上級者達は、ごく自然に3輪、あるいは3,5輪走行テクニックを使っているそうなのです。
上の写真は、全日本選手権で戦っている坂上真海選手。右リアタイヤがちょっと浮いているのがわかります。
下の写真。こちらは2017年 神戸SLシリーズFDオープンクラスチャンピオンの矢野琢磨選手の走り。
完全に3輪状態。見事にタイヤが浮き上がってますね。
こんな曲芸に近いことをやって曲がってるんですね。カートって!!
う~ん、知恵熱出てきた。
頭痛くなってきたぞ。今日はこの辺で。
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018人気ブログランキングへ
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だいたい初心者はびっくりしますね。これ見ると。
さらにびっくりなのがこれ。
左右のリアタイヤ。
一本のシャフトで繋がってる!!
うそでしょ?!
と思いました。
どうやってコーナー曲がるの?
車のメカニズムについて、僕はごく基礎的なこと以外、何も知りません。
まあ、それでも、四輪車は、コーナーを曲がる時『内輪差と外輪差』がある、ということぐらいは知ってます。
コーナー外側の車輪は長く転がる。
しかし、内側の車輪は短く転がる。
この矛盾を解決するために、一般道を走る車は「デファレンシャルギア」というものを装備しています。
まあ、僕でも、なんとかこのあたりまではついていけます。
レーシングドライバーを養成するために、カートのスキルは、今や必須条件となってきています。
そこで、カートは、速く走るための独自の進化を遂げたのです。
その一つが、キャスター角度。
ちょうど神戸スポーツサーキットで、タイヤを外したレーシングカートが置いてありました。
そのフロント部分のアップ。真横から見たときの「キングピン」と呼ばれる部品、その『傾き加減』がキャスター角度、なのだそうです。
ホイールを取り付ける3本のボルト、その奥にある円筒状の部品ですね。
確かに傾いて取り付けられてます。
カートは一般車よりも、この角度を大きく取ることによって、コーナーを曲がる時、
内側の「リアタイヤが簡単に浮き上がる」ような構造になっている、というのです。
これはカート独特ですね。
このため、カートは『3輪走行がしやすくなる』というのです。
この特性を利用して、カート上級者達は、ごく自然に3輪、あるいは3,5輪走行テクニックを使っているそうなのです。
上の写真は、全日本選手権で戦っている坂上真海選手。右リアタイヤがちょっと浮いているのがわかります。
下の写真。こちらは2017年 神戸SLシリーズFDオープンクラスチャンピオンの矢野琢磨選手の走り。
完全に3輪状態。見事にタイヤが浮き上がってますね。
こんな曲芸に近いことをやって曲がってるんですね。カートって!!
う~ん、知恵熱出てきた。
頭痛くなってきたぞ。今日はこの辺で。
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