ジュニアカート選手権2018 FP-Jr 西地域第5戦 決勝
日曜日のジュニアカート選手権決勝レース。
スタート直後の1コーナー。
中村海斗くん、洞地遼大くんがいきなりコースアウト。
波乱の幕開けとなってしまいました。
僕はその時、1コーナーの観客席にいました。
海斗くんがはじき出される瞬間を、この眼で目撃しました。
一体何が起こったのか?
呆然としました。
この光景は、まるで、1990年のF1日本グランプリ。
鈴鹿の1コーナー。
スタート直後のセナ、プロストの接触リタイヤ。
あの衝撃的な光景を、僕は思い出していました。
***
どんなに努力しても、
タイムトライアルで、どんなにいいタイムを出しても、
考えうる限りの、できることは全てやっても、
それでも、レースはレース。
結果は結果。
目の前で起きていることが、現実なのです。
かつて中嶋悟さんが、こう語っていたのを僕は思い出しました。
「モータースポーツはね、”リアルスポーツ”なんです。
『作り事』はかっこよく無いんです」
***以下余談
僕は物書きです。
文章を書くことは「創造」であり『表現』です。
目の前に起こった現実を、僕の目を通して、記事を書くこと。
これは、まぎれもない
『つくりごと』です。『フィクション』です。
僕は、あえてそれを承知で、レーシングカートの記事を書きます。
なぜ僕はカートの記事を書くのか?
それはカートがこんなにも面白いから。
カートレースが、こんなにも素晴らしいから。
そして、子供達の、ただ、ただ、ひたむきで、一生懸命な姿に,
素直に感動しているからです。
彼らの背中越しに、僕は、ぼくの、できる範囲の方法で、応援したいのです。
だから僕は、今日もこの記事を、マクドナルドで100円コーヒーを飲みながら、思いの丈を書いているのです。
***
さて、カートレースはこんなにも面白い。
それを一人でも多くの人たちに知ってほしい。
そして、神戸西区の山の中。
”海の見えない神戸”
こんな『ど田舎』の山の中で、
ひっそりと
『全日本選手権』が行われている。
それを思うと僕は、神戸生まれの神戸育ちとして、なんだか、無性に恥ずかしいような、悔しいような、胸が締め付けられる想いです。
1/1,000秒を競うレーシングカートの世界。
神戸市の人口は1,528,458人なのだそうです。
(平成30年8月1日現在 神戸市 HPより)
では、今回の全日本選手権を観に来る、神戸の人たちは、一体何人いるでしょうか?
おそらく1万人に1人、いるか? いないか? でしょうね。
『1/1,000』 ではなく『1/10,000』にも満たない……。
これが神戸の、モータースポーツの『リアルな現実』なのです。
なんだか、今日は愚痴っぽくなってしまいましたね。
申し訳ない。
なんせガラスのハートの58歳なんでね。
リタイアした中村海斗くんは、レース直後、すでにあっけらかんとした顔をしていました。体も大丈夫そうです。
終わったレースはしょうがない。
気持ちの切り替えが早いですね。
これがいいレーサーの素質であることは疑いようもありません。
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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日曜日のジュニアカート選手権決勝レース。
スタート直後の1コーナー。
中村海斗くん、洞地遼大くんがいきなりコースアウト。
波乱の幕開けとなってしまいました。
僕はその時、1コーナーの観客席にいました。
海斗くんがはじき出される瞬間を、この眼で目撃しました。
一体何が起こったのか?
呆然としました。
この光景は、まるで、1990年のF1日本グランプリ。
鈴鹿の1コーナー。
スタート直後のセナ、プロストの接触リタイヤ。
あの衝撃的な光景を、僕は思い出していました。
***
どんなに努力しても、
タイムトライアルで、どんなにいいタイムを出しても、
考えうる限りの、できることは全てやっても、
それでも、レースはレース。
結果は結果。
目の前で起きていることが、現実なのです。
かつて中嶋悟さんが、こう語っていたのを僕は思い出しました。
「モータースポーツはね、”リアルスポーツ”なんです。
『作り事』はかっこよく無いんです」
***以下余談
僕は物書きです。
文章を書くことは「創造」であり『表現』です。
目の前に起こった現実を、僕の目を通して、記事を書くこと。
これは、まぎれもない
『つくりごと』です。『フィクション』です。
僕は、あえてそれを承知で、レーシングカートの記事を書きます。
なぜ僕はカートの記事を書くのか?
それはカートがこんなにも面白いから。
カートレースが、こんなにも素晴らしいから。
そして、子供達の、ただ、ただ、ひたむきで、一生懸命な姿に,
素直に感動しているからです。
彼らの背中越しに、僕は、ぼくの、できる範囲の方法で、応援したいのです。
だから僕は、今日もこの記事を、マクドナルドで100円コーヒーを飲みながら、思いの丈を書いているのです。
***
さて、カートレースはこんなにも面白い。
それを一人でも多くの人たちに知ってほしい。
そして、神戸西区の山の中。
”海の見えない神戸”
こんな『ど田舎』の山の中で、
ひっそりと
『全日本選手権』が行われている。
それを思うと僕は、神戸生まれの神戸育ちとして、なんだか、無性に恥ずかしいような、悔しいような、胸が締め付けられる想いです。
1/1,000秒を競うレーシングカートの世界。
神戸市の人口は1,528,458人なのだそうです。
(平成30年8月1日現在 神戸市 HPより)
では、今回の全日本選手権を観に来る、神戸の人たちは、一体何人いるでしょうか?
おそらく1万人に1人、いるか? いないか? でしょうね。
『1/1,000』 ではなく『1/10,000』にも満たない……。
これが神戸の、モータースポーツの『リアルな現実』なのです。
なんだか、今日は愚痴っぽくなってしまいましたね。
申し訳ない。
なんせガラスのハートの58歳なんでね。
リタイアした中村海斗くんは、レース直後、すでにあっけらかんとした顔をしていました。体も大丈夫そうです。
終わったレースはしょうがない。
気持ちの切り替えが早いですね。
これがいいレーサーの素質であることは疑いようもありません。
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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