2021 ジュニアカート選手権 西地域第2戦 FP-Jr Cadet 決勝
4月18日(日)に神戸スポーツサーキットで開催されました、『全日本カート選手権 西地域 第2戦』
レポート第3弾は、同時開催の『ジュニアカート選手権FP-ジュニア・カデットクラス』を見ていきましょう。
参加年齢は9歳から13歳未満。小学生たちが走るクラスです。
僕が応援しているのは、横山輝翔(あきと)くん。黄色と緑のヘルメットの少年です。
今回が全日本カデットクラスの『デビューレース』となります。
あきとくんは、エントリーしている11名の中で、
最年少の8歳(今年9歳になるので参加できます)
彼は2019年度、SL神戸シリーズ・キッズクラス年間チャンピオン!
若干8歳ながら、すでに素晴らしいキャリアを持っています。
昨年から、SL神戸のレースでも、カデットクラスに上がってきました。
横山さんパパに、朝のご挨拶をして、あきとくんが乗るマシンを見せていただきました。
キレイですね。
子供達が乗るクルマとはいえ、紛れもなく、純粋のレーシングマシン。まさにサラブレッドです。
そしてゼッケンの上に『JAF』のロゴが。小さく、何気ないロゴなんですが……。
これこそ、『全日本選手権』で戦っている証なのです。
カデットクラスのエンジンはお馴染み、『YAMAHA KT100』
これって、大人とおんなじエンジンなのですが、キャブレター口径を小さくして、パワーを抑えてあります。タイヤは、ヨコハマADVANのワンメイク。シャシーは自由に選べます。横山さんは『Energy』のシャシーを選択。
手際良く、整備を進める横山さんパパ。
忙しい中、お話をお聞きします。
『これシートセッティング、変えました?!』
『うん、いいでしょ!』と横山パパにっこり。
写真左側の青いペダルの高さ、そしてシートのお尻部分に注目ですよ!
なんと、足の位置の方が高い!
これって今の『ハイノーズのF1マシン』と基本の考え方は一緒なのです。重心位置を限りなく低く、空気抵抗を少なく(F1の場合はさらに、エアロパーツで、ダウンフォースを稼ぎ、車体を路面にぎゅっと、押し付けます)
『ところでウェイトは何キロ積んでるんですか?』
『ハハハ、ガッツリ、16kgやね』とあきとくんパパ。
シート裏側にボルトで取り付けてある物体。これがウェイトです。
これには説明が必要ですね。
レースの規則で『最低重量』というものが決められているのです。
これ、ドライバーとマシンの合計重量のこと。
カデットクラスはドライバーとマシンの合計で最低『113kg』以上必要です。あきとくん、まだ8歳の小さい身体ですので、鉛のウェイトをガッツリ積んでいるのです。
レースでひとセッション終わるごとに、この最低重量の計測があります。ここで違反すると、当該ヒートは失格処分❗️ 厳しいですよね。
さて、全日本カート選手権の弟分と言える
『ジュニア』と『ジュニアカデット』クラス。
これは、紛れもない『全国区』のレースなのです。
運営は日本の、車社会の総元締め、あの一般社団法人
『日本自動車連盟』『JAF』
なのでございますよ。
平べったくいえば
『敷居の高さが違う』わけです。(なお厳密に言いますと、レースには、レギュレーションで「国際格式」とか「国内格式」など、いろんな格付けがあります。ジュニアカート選手権は『準国内格式』になるのです。ややこしいでしょ……😂😆)
決勝ヒートのグリッドに着く、あきとくん、横山さんパパ。
気合いをいれる『グータッチ!!』
いい光景だなぁ〜🤗
決勝レースの模様は、上の動画でどうぞ。
横山輝翔くん、決勝レースは6位完走でした。
エントリーした11台は、1台もリタイヤすることなく、完走したのは、さすがだな、と思いました。
優勝した山代くん、2位 酒井くん、3位 白石くん、おめでとうございます。
本文、一部写真の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2021
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4月18日(日)に神戸スポーツサーキットで開催されました、『全日本カート選手権 西地域 第2戦』
レポート第3弾は、同時開催の『ジュニアカート選手権FP-ジュニア・カデットクラス』を見ていきましょう。
参加年齢は9歳から13歳未満。小学生たちが走るクラスです。
僕が応援しているのは、横山輝翔(あきと)くん。黄色と緑のヘルメットの少年です。
今回が全日本カデットクラスの『デビューレース』となります。
あきとくんは、エントリーしている11名の中で、
最年少の8歳(今年9歳になるので参加できます)
彼は2019年度、SL神戸シリーズ・キッズクラス年間チャンピオン!
若干8歳ながら、すでに素晴らしいキャリアを持っています。
昨年から、SL神戸のレースでも、カデットクラスに上がってきました。
横山さんパパに、朝のご挨拶をして、あきとくんが乗るマシンを見せていただきました。
キレイですね。
子供達が乗るクルマとはいえ、紛れもなく、純粋のレーシングマシン。まさにサラブレッドです。
そしてゼッケンの上に『JAF』のロゴが。小さく、何気ないロゴなんですが……。
これこそ、『全日本選手権』で戦っている証なのです。
カデットクラスのエンジンはお馴染み、『YAMAHA KT100』
これって、大人とおんなじエンジンなのですが、キャブレター口径を小さくして、パワーを抑えてあります。タイヤは、ヨコハマADVANのワンメイク。シャシーは自由に選べます。横山さんは『Energy』のシャシーを選択。
手際良く、整備を進める横山さんパパ。
忙しい中、お話をお聞きします。
『これシートセッティング、変えました?!』
『うん、いいでしょ!』と横山パパにっこり。
写真左側の青いペダルの高さ、そしてシートのお尻部分に注目ですよ!
なんと、足の位置の方が高い!
これって今の『ハイノーズのF1マシン』と基本の考え方は一緒なのです。重心位置を限りなく低く、空気抵抗を少なく(F1の場合はさらに、エアロパーツで、ダウンフォースを稼ぎ、車体を路面にぎゅっと、押し付けます)
『ところでウェイトは何キロ積んでるんですか?』
『ハハハ、ガッツリ、16kgやね』とあきとくんパパ。
シート裏側にボルトで取り付けてある物体。これがウェイトです。
これには説明が必要ですね。
レースの規則で『最低重量』というものが決められているのです。
これ、ドライバーとマシンの合計重量のこと。
カデットクラスはドライバーとマシンの合計で最低『113kg』以上必要です。あきとくん、まだ8歳の小さい身体ですので、鉛のウェイトをガッツリ積んでいるのです。
レースでひとセッション終わるごとに、この最低重量の計測があります。ここで違反すると、当該ヒートは失格処分❗️ 厳しいですよね。
さて、全日本カート選手権の弟分と言える
『ジュニア』と『ジュニアカデット』クラス。
これは、紛れもない『全国区』のレースなのです。
運営は日本の、車社会の総元締め、あの一般社団法人
『日本自動車連盟』『JAF』
なのでございますよ。
平べったくいえば
『敷居の高さが違う』わけです。(なお厳密に言いますと、レースには、レギュレーションで「国際格式」とか「国内格式」など、いろんな格付けがあります。ジュニアカート選手権は『準国内格式』になるのです。ややこしいでしょ……😂😆)
決勝ヒートのグリッドに着く、あきとくん、横山さんパパ。
気合いをいれる『グータッチ!!』
いい光景だなぁ〜🤗
決勝レースの模様は、上の動画でどうぞ。
横山輝翔くん、決勝レースは6位完走でした。
エントリーした11台は、1台もリタイヤすることなく、完走したのは、さすがだな、と思いました。
優勝した山代くん、2位 酒井くん、3位 白石くん、おめでとうございます。
本文、一部写真の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2021
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