サーキットを走っていると、
『あっ! そっか!!』という、いろんな気づきがあります。
2月20日 気温11℃ 久々にあったかい日でした。
いつものように僕は、神戸スポーツサーキットを、17号車で、あーでもない、こーでもない、と走ってました。
この日は、以前から課題だったブレーキングについて練習しておりました。
まずはタイヤがロックするまでガツンと踏み込む、ハードブレーキ。
コーナーでこれをやると、当然クルマはスピンします。
(スピンの後、一旦ピットに帰った17号車。スピン、コースオフのため、リアタイヤがささくれだってます)
これが出来るようになったので、次は、ロック直前の限界ギリギリ、タイヤ能力の”美味しいところ”を使おう、と練習していたのです。
最終コーナーへのアプローチ。
僕はその時、意図的に『アウト・アウト・アウト』のラインどりを試しておりました。(これはまた別の機会に)
ラインを丁寧にトレースするために、僕は「何気に」ブレーキを左足で「ちょん踏み」していたのです。
するとコーナリングするのにちょうどいい、適切なスピードに『減速』することができました。
「あっ、そっか!!」
という気づきでした。
次に「スピンの名所」4コーナー。
ここでブレーキを『ちょん踏み』
減速。
クルマの荷重は前に移ります。
すかさず、ステアリングに舵角をあたえる。
クルマは「すぃ~っ」とコーナリング。
コーナー中間ほどでアクセルオン!
リアタイヤにトラクションがかかり、コーナー脱出。
「ああ~っ、なるほど、これでいいのだ!!」と、バカボンパパのように納得。
このセッション走行終了直後のリアタイヤ。割と滑らかに使えていたようです。
***
ブレーキとは『止まる装置』である、という思い込みがありました。
走るか止まるか? オンかオフか?
実はその中間、
『減速する』
という「第三の使い道」があったのだ、と今更ながらの発見でした。
また、ブレーキ『ちょん踏み』の効用として、フロントタイヤに荷重が移動する、という美味しい点も見逃せません。
ここで舵を切ってやれば、素早いコーナリングが可能になるでしょう。
まだ、まだ、自分の『モノ』にするには時間がかかりそうです。
***
例えば次のコーナーをできるだけ高速で回りたい。
その時、誰もがやってしまうのが(僕もそうでした)コーナー入り口でブレーキをギリギリまで我慢。
次に一気にハードブレーキで、車をドリフトさせ、今度はアクセルを踏みつけて、一気に加速。
トラクションをかけて、コーナーを早く脱出する。
見かけは派手ですよね。
一発で決まれば、かっこいい!
速いように見えますよね。
でも、その分『リスキーな走り』です。
いつ、スピンするかわからない。
しかも、ラップタイムは正直です。
「タイヤが滑った分だけ遅くなってる」
と数字が目の前に突きつけられるのです。
***
より「質の高い走り」を求めること。
スムースで、無理、無駄のない走り。
そのためには
4つのタイヤに最高の仕事をさせること。
まったく、見かけは”おもちゃのような”レンタルカートなんですが、走り込むほどに
『奥が深いなぁ~』とびっくりしますね。
なお、この日のラップタイムは下の通り。
今の僕にとって、平凡な記録です。
次のステップへジャンプするために『いったんしゃがむ』
この日の記録は、そういうラップタイムだ、と自分では解釈しています。
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018人気ブログランキングへ
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『あっ! そっか!!』という、いろんな気づきがあります。
2月20日 気温11℃ 久々にあったかい日でした。
いつものように僕は、神戸スポーツサーキットを、17号車で、あーでもない、こーでもない、と走ってました。
この日は、以前から課題だったブレーキングについて練習しておりました。
まずはタイヤがロックするまでガツンと踏み込む、ハードブレーキ。
コーナーでこれをやると、当然クルマはスピンします。
(スピンの後、一旦ピットに帰った17号車。スピン、コースオフのため、リアタイヤがささくれだってます)
これが出来るようになったので、次は、ロック直前の限界ギリギリ、タイヤ能力の”美味しいところ”を使おう、と練習していたのです。
最終コーナーへのアプローチ。
僕はその時、意図的に『アウト・アウト・アウト』のラインどりを試しておりました。(これはまた別の機会に)
ラインを丁寧にトレースするために、僕は「何気に」ブレーキを左足で「ちょん踏み」していたのです。
するとコーナリングするのにちょうどいい、適切なスピードに『減速』することができました。
「あっ、そっか!!」
という気づきでした。
次に「スピンの名所」4コーナー。
ここでブレーキを『ちょん踏み』
減速。
クルマの荷重は前に移ります。
すかさず、ステアリングに舵角をあたえる。
クルマは「すぃ~っ」とコーナリング。
コーナー中間ほどでアクセルオン!
リアタイヤにトラクションがかかり、コーナー脱出。
「ああ~っ、なるほど、これでいいのだ!!」と、バカボンパパのように納得。
このセッション走行終了直後のリアタイヤ。割と滑らかに使えていたようです。
***
ブレーキとは『止まる装置』である、という思い込みがありました。
走るか止まるか? オンかオフか?
実はその中間、
『減速する』
という「第三の使い道」があったのだ、と今更ながらの発見でした。
また、ブレーキ『ちょん踏み』の効用として、フロントタイヤに荷重が移動する、という美味しい点も見逃せません。
ここで舵を切ってやれば、素早いコーナリングが可能になるでしょう。
まだ、まだ、自分の『モノ』にするには時間がかかりそうです。
***
例えば次のコーナーをできるだけ高速で回りたい。
その時、誰もがやってしまうのが(僕もそうでした)コーナー入り口でブレーキをギリギリまで我慢。
次に一気にハードブレーキで、車をドリフトさせ、今度はアクセルを踏みつけて、一気に加速。
トラクションをかけて、コーナーを早く脱出する。
見かけは派手ですよね。
一発で決まれば、かっこいい!
速いように見えますよね。
でも、その分『リスキーな走り』です。
いつ、スピンするかわからない。
しかも、ラップタイムは正直です。
「タイヤが滑った分だけ遅くなってる」
と数字が目の前に突きつけられるのです。
***
より「質の高い走り」を求めること。
スムースで、無理、無駄のない走り。
そのためには
4つのタイヤに最高の仕事をさせること。
まったく、見かけは”おもちゃのような”レンタルカートなんですが、走り込むほどに
『奥が深いなぁ~』とびっくりしますね。
なお、この日のラップタイムは下の通り。
今の僕にとって、平凡な記録です。
次のステップへジャンプするために『いったんしゃがむ』
この日の記録は、そういうラップタイムだ、と自分では解釈しています。
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018人気ブログランキングへ
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