(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

ロンドンのガラス張り白馬車の葬飾

2005-12-02 | アート
イギリスの白馬のガラス張り霊柩馬車である。

川崎カイヤさんと、私との対談(カイヤさんが私を取材している模様は、このブログ内のブック・マークの欄からアクセス出来ますので、是非ご覧になって下さい)で私がフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)をロンドンの大手葬儀社に入り込んで勉強するきっかけとなった、ガラス張りの白い霊柩馬車である。

このガラス張りの車に、真紅の薔薇で覆い被される様に葬飾されたひつぎを、ロンドンの街中で偶然見かけた時は、本当に感激したものだ。

まるで、『シンデレラの花車』のような光景にお葬式とは分からなかったぐらいである。

白い霊柩馬車はイギリスでは一般的に、子供が亡くなった時に使用されるが、皇室関係や貴族などのご子息、ご息女の為だけの葬儀ではなく、お金持ちであればこうしたガラス張り霊柩馬車は今、現在でも葬儀に使われている。

この霊柩馬車も私が勉強させて頂いていた、ロンドンの大手葬儀社所有のものである。
おとぎ話しのような葬飾に、日本でこの馬車のような葬儀をそのままは持って来る事は不可能だろうが、もっとカラフルで、その故人の人生のフィナーレに相応しい、故人の好きだった色や、花を使った『故人らしい葬儀』。
日本の今までの『葬儀社主導の葬儀ではない』、『故人が主役』である葬儀の葬飾の提案と、実現に努力していくつもりである。
コメント
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