kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

懸念

2018-12-12 15:05:58 | 日記
先日フィギュアスケートのグランプリファイナルが終わり

紀平選手が素晴らしい演技で優勝され

またそれ以外の選手みなさんもいい演技で

見てるわたしたちをとても楽しませてくれた

また

ジュニアでは女子のトゥルソワ選手が4回転ジャンプを跳び

これからはどんなにすごいことになっていくんだろうと

ちょっと心配だけどワクワクさせられた

でもね

一つ気にかかったことがあって

それは女子のザギトワ選手が

練習時に足首を痛めたのに強行出場したこと

わたしは本番を見ていて気付かなかったけど

医師には競技を止められるほどのけがだったようだ



ザギトワ選手が受傷した時思ったのが

羽生選手の事だったそう

昨年末から今年にかけて大きな大会の前に2度も足首を負傷したのに

無理を承知で大会に出て

優勝

それを目の前で見ていた彼女は

「自分も・・・」と思ったよう

でもね

ジャンプはただでさえ足首に負担がかかるのに

大切な大会だったからと言って

無理やり出場してしまうのはどう?

それで多少の負担くらいで済めばいいけど

場合によってはもう二度とと競技に戻れなくなるってことも

あるんじゃないかしら・・・

今までの苦労の事とか

試合を見に来てくれた方々に申し訳ないとか

思うことはいろいろあるだろうから

ご本人はその時はそれでよくても

大切な才能をそんなことでだめにするっていうのは

本当にもったいないことだと思う

だって

怪我を治しさえすればまたいくらでも大会に出られるだろうし

ご本人が見せたいし、私たちが見たいのは

その人の今持てるすべての力を出し切った演技であって

次のジャンプで転ぶんじゃないかとか

よれよれでもうパワーが何も残ってないような演技じゃないから

でも

見ているわたしたちが

「受傷してるのに倒れるまでやり切った」ようなことを称賛したら

選手はそれが正しいと思ってみんな追随するだろうし

それで若い選手たちがつぶれていくのは

許されないことだと思う

だから

世界のトップに立つような選手こそ

受傷したらきちんと直してパーフェクトな演技を目指してもらいたいし

見ているわたしたちも

怪我してるのに無理やり演技するようなことはよくないと伝えないと

いけないと思う

いま活躍されている選手だけでなく

これから出てくる才能ある方たちが

長く選手生活を続けて

互いに切磋琢磨してさらに素晴らしい世界を開いていけるよう

みんなでいい環境を作っていくべきだと思った

フィギュアスケートのお話、でした



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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