おとうと犬がいつも休むところには
ふわもこクッションとひんやりマットが置いてあって
このくそ暑い中でも
彼はまず最初にクッションに寝そべり
たぶんすぐ暑くなるので
数分もしないうちにマットに移る
もちろんクーラーは効かせてるけど
わんこだって熱中症になるこの時期は
クッションはちょっとやめてもらいたいな~、ってわたしは思ってるけど
その気配は全くなく
それどころか
ちょっと涼しくなるとまたクッションに移動して
いつもびっくりさせられる
なので
これは認知症か?それともルーティンワーク?なんて
あれこれ考えてみたけど
この間ちょっと思ったのは
このふわもこクッションの感触は
もしかしておにいちゃん犬にちょっと似てる・・・?
考えてみれば
おとうと犬がうちに来た時から
おにいちゃん犬はずーっと一緒だったし
最初の頃こそおにいちゃん犬に疎ましがられてたけど
全然へこたれない気持ちで大好きなおにいちゃん犬につきまとい寄り添い
気がついてみたらいつも一緒に寝そべってたおふたり
それが
1年前に様子がおかしくなったと思ったら急にいなくなってしまって
目が見えないおとうと犬には
それがどういうことなのかちゃんとわからないままだったら
ずっとそのつらい気持ちを引きずったまま
さみしい思いをしてるのかもしれないし
それでお兄ちゃん犬のぬくもりを探して
そこにたどり着いたのかもしれない
もしそうなら
おとうと犬には「なんかほんとごめん」みたいなことしか言えない
もちろんおとうと犬にそれを確かめるすべはないので
本当はどう思ってるかはわからないけど・・・
犬を育てようと決めたときには
自分なりにあれこれ覚悟したり考えたりしたし
育て始めて気づいたこと、失敗したこともたくさんあって
その都度またいろいろ考えたり周りに助けを求めたりしてやってきた
でも
こういう状況は全く考えてなかったし
今もその答えが見つからないまま
時間だけが過ぎていく気がする
多頭飼いではこういうことは必ず起こるし
仕方のないことだとは思っても
あまり元気がないおとうと犬を見ていると
何か他にできることはないかと思ってしまう・・・
他の飼い主の皆さんやわんこの皆さんは
こういうことをどうやって乗り越えて行かれるんでしょうね・・・
なんだかちょっと切ない
おとうと犬のお話、でした
遊びに来てくださって、ありがとうございました