これはふと思い出したことなんだけど
母は以前自宅で美容院を経営してて
昔の美容院には「お釜」と呼ばれる椅子付きのドライヤーがあった
これは・・・皆さんお若いのでご存じないかもしれないけど
お釜をひっくり返したような入れ物に頭を入れて
そこから温風が出てカーラーを巻いた髪を乾かすというもの
今はハンドドライヤーとブラシを使って仕上げをするのが当たり前だけど
昔はそうやって髪を乾かしながらウエーブをつけてたんですよね
で
これは全く正しくない使い方だと思うんだけど
雨が続いたりして洗濯物が乾かないとき
母は濡れた洗濯物をそのお釜の中に入れ
下を要らなくなった雑誌とかで蓋してスイッチを入れて 蓋はきっちりしないのがポイント
ちょくちょく衣類を乾かしてた
まあ数はそれほど乾かせないけど
いま必要なシャツとか数枚なら
大体20分くらいで十分に乾いたし
冬は乾かしたては暖かくて
家族には結構好評だった
で、思ったのが
うちはたまたま「お釜」があったからよかったけど
一般の家庭ではどうしてたのかな?ってこと
冬はこたつで乾かすにしても時間がかかるし
ほかの季節は・・・?
アイロンを使うとしても
アイロンが使えない衣類もあったでしょうからね・・・
で、それからずいぶん時間がたって
今では衣類乾燥機は多くの方々がお持ちだと思うけど
うちでやってたあれ
あれがもしかしたら衣類乾燥機のヒントになったんじゃないかな~って
思ったりして・・・
だから
もしかして衣類乾燥機を開発したのは
美容師の関係者
まあほかの美容師さんたちがそんな使い方をしたかはわからないけど
うちは昭和に衣類乾燥機もどきを使ってました!っていう
どうでもいいお話、でした
よい大人の皆さんはマネしないでね
って、今時お釜持ってる人ほとんどいないと思うけど・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました