このところの気温を見ていると
数日寒い日が続くと、その先は数日暖かく
だんだんと春に向かっていく感じは
まさに三寒四温
だからこの時期の寒さは春に向かう希望に満ちていて
我慢しやすいし
気持ちもやや上向き
でも
三寒四温って元々は
中国東北部や朝鮮半島の
冬を表す言葉だったんですね(俳句でも三寒四温は冬の季語)
むこうでは冬の気候が「3日寒いと4日暖かい」ことが多いようで
この言葉が生まれて、日本に伝わったようですが
日本の冬にはあまりそういうことがなく
むしろ春に向かう季節にそういう日が多いため
日本では冬から春に向かう時期の言葉として使われるようになったそう
ひとつの言葉が国によって使う時期が違うなんて
面白いですね
因みに日本の言葉でこの時期を表すのは
雨水(今年の雨水は2月19日~3月5日)
二十四節季のひとつで
雪が雨へと変わって降り注ぎ、降り積もった雪や氷も解けて水になる頃
という意味だそう
それぞれ違う視点でこの時期を表していて
どちらもいいなぁと思うし
大切にしたい言葉です
ただ、気持ちは上がり気味になるけど
気温がじわじわと変化しながら上がっていくこの季節は
体はその気温に合わせようと一生懸命になっていて
体調を崩しやすい
前日と気温がかなり違う日もあれば
1日の内で気温が大きく変わる日もあるので
暖かさにも寒さにも対応できるよう、服などはこまめに調整して
元気にこの時期を過ごしたいですね
遊びに来てくださって、ありがとうございました