昨日アウトレットの帰りに国道を走ってたら
歩道にススキがいっぱい生えてて
それが全く整備されてなくてボーボー状態だったんだけど
空に向けて懸命に手を伸ばしてるみたいな様子が
とてもきれいで、健気で
ちょっと感動した
今まではきれいの基準って整備されてるかどうかも大きかったと思うけど
懸命に命を輝かせていれば
むしろ整備なんてことは関係ないのだろう
それで思ったのが
近年はどこの町でも大通り辺りは歩道に花壇作ったり、ポールを立ててそこに花かごを付けて
街並みをきれいに飾るところが多いけど
夏も冬も1日中太陽が照らし、雨風にさらされる場所で
密集して植えられたお花は必死で耐えてるような気がする
しかもそのお花を何とか生かすために毎日係の人がお水をやり
花がしおれてきたら汚いからと
さっさと回収してまた別の花を植える
回収したお花は場合によってはゴミになり
これだけ人手とお金をかけて
わたしたちはゴミを増やしてるんじゃないかって思う
お花だって自分に合ったところでのびのびと咲いたら気持ちがいいだろうし
人の手もお金もそれほどかからないだろう
それに
小さくたっていのち
ただでさえ私たちは生きていくために動物や植物のいのちをいただくのだから
わたしたちの好みとかによって
それ以上のいのちを好き勝手に利用するのはどうなんだろう
すでに必要以上に土地を開発した結果
山や森から木々がなくなって、土砂崩れなども起きているし
食するいのちも取りすぎてごみになってしまい
ただただ無駄にしている
近年は台風や洪水などの災害がとても増えていて
人が世界を完全に支配することはできないことがよくわかるし
これ以上の自然破壊をすることは
自分たちを破滅に追いやることにしかならない
だから
もう自分勝手な思いで命を利用するのはやめて
共に生きるという気持ちで
自然の一部をお借りして生きるという気持ちで
お互いの命を大切に過ごしていくのが一番じゃないかって
心から思う
本当は植物や動物、自然に助けられてわたしたちは生きているのだから
遊びに来てくださって、ありがとうございました