これは本当にお気の毒な話なんだけど
川崎市中原区で20世紀最後の日(2000年大晦日)に
子供たち1900人から集めた未来へのメッセージと
当時流行した厚底ブーツや時刻表などを
市役所の屋外に設置されたアルミ製のタイムカプセルに入れ
区制50周年の今年、7月に満を持して開けたところ
結露や熱の影響か
メッセージ集は濡れて張り付いたまま乾き
ぼろぼろの状態で
一人一人のメッセージは判読できない状態だったという
一応中は減圧してガスを注入し、対策はしてたみたいだけど
20年という時間はそれには長すぎたんだろう
たぶん区もメッセージを寄せていた方々も
相当楽しみにしていたと思うし
それを思うと本当にお気の毒
わたしが子供の頃はタイムカプセルというと土に埋めるものがほとんどで
10年後くらいにみんなで集まって掘り返し
みんなで若かった自分たちのことを楽しんでいた
けど
今は洪水が多くて、土の中に埋めるのは危険だし
こうして熱く寒い屋外に置いておくのも
外の温度や湿度があまり影響しないくらいしっかりした入れ物にしなければ
今回のような惨事になってしまう
だから
今後は屋内に保管しておくのがいいかもね
特に自治体などが主催するなら
責任も伴ってくるだろうから・・・
今回のことは本当に残念だったけど
それを学びにして
そして今後の天候や気候もよく考慮に入れて
今後タイムカプセルを作るなら万全の態勢を敷いて
開けた時みんなが楽しめるようにしてほしいと思う
遊びに来てくださって、ありがとうございました