これは世界中で始まっている取り組みだと思うけど
先日のニュース番組を見ていいなと思ったのが
料理店で使用した使用済みの油を回収し
それを航空機の燃料に変えるというもの
皆さんご存じのように
航空機の燃料は純度が高いジェット燃料で
お値段が高いだけじゃなく
二酸化炭素の排出も車や鉄道、船に比べてものすごく多くて
航空機の利用は「飛び恥」とも言われているそう
それで航空業界は二酸化炭素排出をゼロにできる
水素や電気を燃料にする航空機を開発しているんだけど
それが完成して使えるようになるまでにはまだ時間がかかる
そこで注目されたのが
廃食油を使った燃料
これは揚げ物に使った油を回収して不必要な成分を取り除き、精製して
持続可能な航空燃料(SAF)を作るもので
従来のジェット燃料と比べ、CO₂排出が80%も抑えられるため
海外ではもう実用化に向けて取り入れているところもあるとか
廃食油は今まで家畜のえさやインクの原料などに使われていて
回収にもお金を払わなければならず、有効活用もあまりされていなかったのが
今は一部地域では無料で回収され、しかも回収競争が始まっているとのこと
だからこの取り組みが本格化すれば(2024年にプラントができて始動するそうです)
一般家庭の廃食油も有効活用されて
無駄がほとんどなくなるかも
すでに家庭の廃食油を回収して車用の燃料を作り
そういったバスなどが走ってるところもありますからね
今や温暖化は世界中で大変な気候変動を巻き起こし
ありえない大雨とか干ばつで命を脅かし
CO₂削減は待ったなしの状態
そういう状況を作ってきたわたしたちには
これ以上の悪化を食い止める責任があり
こういった取り組みは本当に大切だと思う
ただこの開発には莫大な費用が掛かるため
その分を少し運賃に上乗せする必要もあるみたいだけど
地球を守るためには大事なこと
みんなで少しずつ協力して
この先も安心して暮らせるような環境を守っていきましょう
遊びに来てくださって、ありがとうございました