昨夜遅く、たまたまネットのニュースを見ていたら
JAXAの小型月探索機スリムが月面に着陸か?という見出しを見て
うっかり忘れてたけど、今日だったか~!と気づき
慌ててLIVE画面を見てみたけど
ちょうど着陸直後だったらしく
もう着陸の様子は写ってなかった
でもその後会見があるというので待っていたら
かなり時間をかけた後始まったけど
どうも会見される方々の表情が硬い
だから「もしや失敗?」って思って緊張して聞いていたら
着陸は無事できているようだとのこと
そうなると世界で5番目の快挙達成で
しかも誤差100m以内のピンポイント着陸も成功が確実視されていて
もっと喜んでいいんじゃない?って思ったけど
どうやら太陽電池パネルが働いておらず
内蔵したバッテリーで目下データを受信しているそうで
きちんと着陸できたかどうかを判断するには1カ月程度かかるという
わたしとしてはデータもちゃんとやり取りできているならいいんじゃない?って思ったけど
後からネットのニュースで確かめてみたら
スリムには月面の岩石を特殊なカメラで撮影し、成分を分析するという使命があって
これをこなすための電力は太陽電池パネルで補給することになっていたけど
月は大気がないため降り注ぐ太陽光の熱は100℃以上になり
もともと活動の限度は数日だった
ところがその太陽電池パネルが壊れた可能性があり
内臓のバッテリーだとたった数時間しか活動ができないため
岩石の分析結果には大きな影響が出る
そういうわけで皆さんの表情が曇っていたということらしい
いや、月面に無事着陸しただけでも十分快挙なんでしょうけど
科学者はすべてのミッションが達成できないと成功とはいえないのでしょう
なんかちょっとお気の毒・・・
でもまだ完全にダメというわけではなく
何とか太陽電池パネルが働くようになれば、ある程度の結果が出るかもしれないし
もしダメでもこの教訓を活かして次につなげることはできるのだから
何とか前向きにこれからもがんばってほしいなって思った
月探索機の着陸のお話でした
遊びに来てくださって、ありがとうございました