今日のニュースでびっくりしたのは
北海道北見市の病院が経営破綻し
９月いっぱいで閉院したそうだけど
それを知らされていなかった外来患者さんたちは
病院に来て、張り紙でその事実を知らされたということ
市役所や保健所に相談が寄せられているようだけど
今後の病院については
たぶん自分で探すことになるんじゃないかと思うし
それは本当に大変だと思う
まず薬を処方してもらってる人は
手持ちの薬がなくなる前にどこかに受診しなくちゃならないし
経過が長い人だと
他の病院に行くなら基本的には紹介状が必要
でもそれをしてもらえないとなると
自分で経過を説明しなくちゃならない
それと既往歴とかも全部思い出して話さなくちゃならず
高齢の方にはかなり大変だと思う
こういったことは、実はうちの母も経験していて
母のかかっていた病院では主治医が急に亡くなり（でも病気は癌で、徐々に悪化していったらしい）
月１回の受診で行ってみたらもう亡くなっていて
そこはご夫婦で経営してて、それぞれ診療する科が違ってたから
紹介状をお願いしたら、既往歴しか書いてもらえず
薬は同じものを１か月分もらえたけど
それがなくなる前に次を探さなくちゃならず
しかもその月は介護認定調査のための医師の意見書をもらわなくちゃならなかったから
もう必死
ただ受診するだけだったらそれほど大変じゃないけど
意見書は１カ月じゃ状態や人間性とかわからないから
責任のある意見書なんて書きたくないですもんね・・・
それでいろんな人に病院情報を聞いて
あちこち探しまわって
受け入れてくれたところが、最後までかかってたクリニック
もう神様に出会えたような気持ちだった
かかりつけ医は命を預けることになるから
お互い信頼できないとやっていけないですもんね
だから
今の時代病院が経営破綻に陥るのは仕方ないことかもしれないけど
そういうことになったらいち早く患者さんたちに連絡して
その先の通院や処方が滞りなく行われるよう
きちんと手配してあげてほしい
これは病院だけに限らないことだと思うけど
最後の最後まで顧客に必要な対応をきちんとすることは
一番大切なことだと思う
だってそういう人たちのおかげでここまでやってこれたんだから
当然のことですよね
自分が苦しいからと言って最後に失礼な態度をとると
いずれ自分にそういうのが返ってくると思う
最後まできちんと、本当に大切です
遊びに来てくださって、ありがとうございました
