山を染める見渡す限りの桜、吉野山
いつか行ってみたいと思いながら
なかなか行く機会が無くて やっと願いが叶いました。
吉水神社境内から「ひと目千本」
吉野山の桜は1300年もの歴史があり「ご神木」として崇拝され
手厚く保護されてきたのが大きな特徴だそうです。
春には日本古来のヤマザクラを中心に約200種三万本と言う世界に類を見ない規模の桜が咲き誇り
その光景は「千本桜」「一目千本」等と形容されています。
撮った写真が多すぎてこれはどの辺りだったか?と
もう一度地図を見て復習しました。
私達は下千本の駐車場から
吉野山の中腹辺りにある撮影場所・吉水神社まで歩きました。
先ず駐車場から黒門辺りの下千本
この吉野山を彩る白っぽい桜の品種は何だろうと調べてみました。
ここのサクラは、シロヤマザクラという山桜で
ソメイヨシノはクローン桜で一斉に咲いて一斉に散りますが
ヤマザクラは1本1本遺伝子が異なり
何週間にもわたって楽しむことができるのだそうです。
金峯山寺・蔵王堂を参拝
南朝妙法田殿
金峯山寺降りたところの枝垂れ桜
金峯山寺~吉水神社へ向かいます。
参道の様子
ちょっと上ったところから金峯山寺を写してみました。
目的地・吉水神社に到着
吉水神社=もとは吉水院という修験宗の僧房で
明治時代にご醍醐天皇などを祀る神社となったようです。
古くは源頼朝に追われた源義経が静御前に弁慶らと身を隠したこともあり
後醍醐天皇もここを一時の御所としていたようです。
また豊臣秀吉の花見の本陣となったことでも知られています。
吉水神社・書院
わりとこぢんまりした建物なのに
こんな由緒あるところだったんですよ。
3人にゆかりのある宝物の展示もなかなか見ごたえがありました。
追われた義経が静御前と身を隠していた部屋
後醍醐天皇の王座
秀吉が愛用していた金屏風・梅の図
義経の鎧
以下は この神社の展望台からの撮影です
未だ咲いてない木もありますね。
中千本
上千本
絶景です~☆
山一面の桜にはまだ早かったのですが、予想以上咲いていたので
私としては大満足~☆
ここの滞在時間は4時間でしたがあっという間
昼食は殆どのお店が混んで入れず
事前に買った名産の柿の葉寿司をお土産屋さんの店先でいただきました。
駐車場から吉水神社までは足に負担ない丁度よい距離でした。
旅の最後を飾るにはふさわしい吉野の桜
一生の思い出になりました。
今年はなぜか私のまわりでも吉野桜ブレイク中で
偶然にも翌日私の姉が
そして友人が1週間後行きました。
開花のタイミングはその年により違いますし
雨の多いシーズンでもあるし
carinoさんも上手い具合に良いお天気と開花に間に合うと良いですね。
私も今回初めてソメイヨシノとヤマザクラの違いを知り
ここの桜が長く楽しめることに納得しました。
私が抱いていた吉野千本桜はもっと華やかでしたが
この花霞の淡い風景がとても美しく感動しました。
そしてただ美しい桜の名所というだけじゃなくてそこにまつわる歴史や
ここを支える人たちの活動なども知ることができ
とても勉強になりました。
ところでミッキーさんとはどうやら同じ世代、年齢も近いようですね。
私は山梨出身なのでお雛様の特徴も
ミッキーさんの地域の物と似ているのかもしれません。
また色々情報交換よろしくお願いしますね。
テレビで、たまたま見る機会が2番組あって、来年辺り行こうかと話していた所です。
ちょうど見頃でよかったですね^^
お天気にも恵まれて・・
お昼にお店が混んでいるのが参考になりました。
>ヤマザクラは1本1本遺伝子が異なり
何週間にもわたって楽しむことができる
なるほど
ですから
色とりどりの桜の景色が生まれるのですね
そして義経の鎧
鎧からするとそんなに大きな方ではなかったような
学びながら景色を置き比べてみると
より豊かな世界が見えてきますね
吉野の桜は観に行ったことがありませんでしたが
拝見できてよかったです
この吉野の桜の深い歴史を知ると
この風景が神々しく見えるんです。
何かやっぱり他には無い魅力を感じます。
まさに日本に生まれてよかったと思える景観です。