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実は大昔から食品偽装はあったようなことを、朝のTBSラジオで東京大学名誉教授の
月尾嘉男さんが話していらっしゃったのを聴いたので、もう一度探してみた。
ビー・ウィルソン著/高儀 進 訳「食品偽装の歴史」にワインに鉛や樹脂を混ぜて
こくを出そうとした古代ローマ人やギリシア人から始まり、中世のパンの目方不足など
多くの事例が紹介される」らしい。
専門家でのないし、買ってまで読むのは止めたが、こう云う問題に興味のある方は是非
買って読んで、ブログに書いて教えてください。
そもそも偽装することによって何を得ようとしたのか?ですが、スバリ利益ですよね。
見栄やエエ格好ではない。コストを下げ利益を増やすための欺瞞。
過去の偽装事件を調べてみようと検索すると、出てくる出てくる、数が多すぎて書きき
れないので、主なものを抜粋してみます。
食品偽装と云えば、まずこれを思い出しますよね。ミートホープ事件(2007年)加ト吉
が納めたCOOPの牛肉コロッケのDNA鑑定で豚肉が発見されたのが発端。
同じく2007年には白い恋人と赤福の紅白歌合戦じゃなく紅白賞味期限偽装事件があり、
真打はなんと云っても、船場吉兆の謝罪会見。45歳の息子に「頭が真っ白になった」と
言えと云う75歳の女将のささやきが全部聞こえた。
確かこの年の「今年の漢字」は「偽」だったですよね。今年は
「装」にしますか。
今年のは阪急阪神ホテルズから始まった偽装騒動ですが、もうまとめきれない。これ
は偽装ではなく、方便?いや文化なのかもしれん。ホテル、レストラン1軒2軒じゃ
なく、これだけ次々に出てくると、全て疑ってかかったほうがいいようなひどいこと
になってきた。
もうこうなったら、言い訳を楽しむしかないよね。「偽装ではなく誤表記、不正に利益
を上げる意思は無かった」と云う阪急阪神ホテルズは、下手ですよね。反感買うだけで
これなら謝らん方がマシなくらいですよ。
「仏産栗だけをぜいたくに使いました」と言いながら韓国産を使っていた、大嘘偽装の
大丸松坂屋だが、本多洋治取締役常務執行役員は7日の記者会見で、レストランのメニ
ューの虚偽表示問題の背景について「安いコストでよく見せたいという心理があった」と
潔い(?)よね。
【潔いはなし】
ずっと前あるブログで読んだのですが、あるレストランのステーキが安くて美味しいので
店の人にそれを伝えると「うちのステーキは3枚の種類の違う肉を重ねて、中に牛脂を注
入していますから」と言われたそうです。拍手!
【業務連絡】
偽レブ会の出欠 ←こちらです。
景品の提供は11月22日までに海田店に持参またはお送りください。よろしく。