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久しぶりにカテゴリー「広島」の記事を書きます。広島県人でも知らない広島の
こととして、明治２７年大本営が広島に置かれ明治天皇も広島に引っ越され、国
会も広島で開かれ、広島が首都だったことを、おそらく広島県人の半分、県外の
人間の８割は知らないのではないでしょうか？私は小学校の時に父と行った広島
城内にあった「広島大本営跡」の石碑を見ながら父に教わり早くから知っていま
したが、県外の方に（県内の方も）「日清戦争当時、首都は広島じゃったんで」
と云うと「嘘つけ」って何度も言われた。めんどくさいのでそれ以上むきになっ
て説明はしなかったが、これを読んでくださっている方でどのくらいの方がそれ
をご存じなのだろう？私の予想は先に書いたように、広島県人で５割、県外の方
で２割ではないかと予想。
しかし、そんな偉そうなことを言う私も、実は今年の夏まで次に書く「似島検疫
所」のことは全く知りませんでした。ＮＨＫ番組で日清戦争後の帰還兵のコレラ
禍を断つため、青年医師の後藤新平が
臨時陸軍検疫部事務局長として彦島検疫所（下関）桜島検疫所（大阪）とともに
似島にはたった２ヵ月の突貫工事で建設されたことを。今のお金にして１兆円の
費用だったそうです。
何故検疫所を突貫工事で作ったかと云えば、日清戦争の死者は戦死1,417人に対し
病死は11,894人と戦死者の実に8.4倍もの病死者がいたのです。これらの兵士がい
っぺんに帰還すると日本中が大ごとになると世論の「軍人をばい菌扱いするな」
「早く故郷に返してやれ」と云う反対意見を無視して強攻、船舶687隻232,346人
を検疫したそうです。知らんかった～
似島と云えば、安芸の小富士（修道中学・高等学校の校歌は「安芸の小富士」で
始まります）広島市のちょっと高い場所から瀬戸内海を見ると綺麗な小富士が見
えますよね。
似島と云えば、第一次世界大戦勃発時、ドイツ人捕虜の収容所が似島にあり、そ
こに収容されていたユーハイムが、似島収容所内で日本で初めてとなるバウムク
ーヘンを焼いたことは知っていましたけど、免疫所は知らなかった。
どのくらいの人がこのことを知っていたのでしょうか？知らなかったのは私だけ？
☆10月の同じお題で書きましょうは「体育」（※クラブや趣味じゃなく、授業の
体育）でお願いします。20日に書いてください。出来れば一句添えて！
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