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シリーズ「新入社員の奥義」その2:面接の本番はこれからです。

2016-03-28 | 仕事

もうすぐ、新社会人になる人に向けて発信しています。

社会に出ると、周囲の人から様々な場面で色々なことを聞かれたり、聞かされたりします。

例えば、どこの大学だった?学生の時はどんなサークルに入っていた?アルバイトはした?親御さんはどこにいるの?他の会社に行こうと思わなかったの?なんでこんな会社に入ったの?・・・このあたりの質問は、ほんのご挨拶程度ですが、歓迎会など場では、お酒も入るのでプライバシーに関する質問も飛び交います。

新入社員という存在は、何かにつけ「刺激」となります。またそれは、顧客にとっても同じ事です。

なので、新人の紹介で挨拶回をする中でも、お得先の担当者や責任者に同じような質問をされたりします。

さらに、同期入社がいる場合も同じです。つまり、自分も同期に同じような質問をすることになるのです。

実はこれって、誰もが無意識に行う面接なんです。私はこれを「認知面接」と呼んでいます。

場合によっては「あなたを覚えてあげますよ」的な上から目線の面接にもなります。(得意先などの場合)

つまり、面接は採用選考の時だけだはありません。

むしろ、採用選考の面接は準備段階で、入社後に本番の面接が待っていると思った方がよいくらいです。

初対面の人と好意的な関係を築こうとすれば、自ずと質問をしたくなるし、質問もされたくなるものです。そうやってお互いの情報交換を行いながら、互いを認知して行くのです。

古い人ほど「腹を割って話そう」などというのも、この行為と差ほど変わりません。

認知面接は、そういう行為を無意識に行っている様子を言葉にしただけです。

なので「普通の会話じゃん」と思っている人が多いと思います。

だからこそ、ここに”奥義”が必要なのです。

それは・・・

 

「オープン&ユーモア」です。

とにかく、自分なりに明るく「人によって答えを分けない」「自分の意志を明確に伝える」を意識的に取り入れることです。

注意としては、何でもバカ正直に答えるのは違うということです。(そうしたいと思うひとはいいですが)

よく分からないという人には、採用面接の時の「ぶっちゃけトーク」をすることをお勧めします。

面接では聞かれずに言えなかったことなどを話すとよいでしょう。本当はこんなことも言おうと練習していたのに・・・などと思っている人は意外に多いので、それこそ話すチャンスです。

しかも、採用の可否を心配せずにリラックスして話せたら、面接の時よりもっと話が盛り上がることでしょう。

ちなみに、面接で嘘をついてしまった人はこの手法が使えないかもしれません。面接指導で「本当のことを言いましょう」というのは、実は入社後のためでもあるんですよ。でも仮にそう人がいればの場合ですが、できるだけ早めに訂正した方が良いとだけ伝えておきます。(経歴詐称なら別ですが、多くの場合は許されますので…)

 

いずれにしても、新入社員にとってはしばらくの間「認知面接」に晒されて疲れる時期ですが、それだけ自分に興味を持ってもらえる時期だと受け止めることをお勧めします。

また、「認知面接」は仕事を覚える過程でも大切な通過点なので、あまり構えず、オープンマインドで乗り切ってほしいと思います。

是非、お試し下さい。