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我が家の近くに池がある。小さくて、また、水が濁って汚い池。そんな池にも生き物はいる。鯉と亀です。秋には鴨が飛来してくれる

西郷どん!! (No3)

2018-12-01 20:13:42 | つぶやき
隣の公園の「いろは紅葉」が夕焼けに染まり一層美しく見えます。

昨年も今年も、京都に紅葉を見に行けませんでした。

永観堂の紅葉を見に行ってから 3年になりますが。


さて、タイトルの大河ドラマの

西郷どん!!も残り少なくなってきました。

思い起こせば、20年ほど前、大河ドラマで西田敏行の主演で西郷隆盛を見ました。

あの時は、ただ大河ドラマを見ていた感じでありました。

今度の「西郷どん」は、西郷隆盛の人物像をじっくり観察できた感じがします。

勿論、作者の脚色はありましょうが、それなりの人物像が描かれていたようです。

こざかしい役人ではなく、大人物であった西郷です。

西郷が、西郷らしいことばをたくさん残していますが、大河ドラマでは、この西郷らしい言葉が聞かれなかった点が少し残念であります。

お金に執着なく、名誉は気にしない、地位にもしがみつかない

そんな西郷ですね、即ち「 公 」のために、人一倍働いた人ですね。

内村鑑三の著した「代表的日本人」では、トップに西郷隆盛をあげています。

因みに、「代表的日本人」には

「西郷隆盛」「上杉鷹山」「二宮尊徳」「中江藤樹」「日蓮上人」の5人をあげています。


いかにすぐれた人物か、この本には書かれています。

内村鑑三の「代表的日本人」より少し抜き書きします。

ーーー

長かった島流しの刑が解かれ、かっての重要な地位に西郷を呼び戻すべく、流刑先の小島に使者が送られてきたときのことです。

西郷は砂浜に図を書きながら、新国家建設に当たっての自分の全構想をこの使者に語りました。

その時の予見があまりにも現実どうりになったため、

この使者は後に、友人にこう言ったそうです。

西郷は人ではなく神だと。

維新中、西郷が見事なまでに沈着冷静だったことはすでに見てきたとおりですが、これだけはっきり見通していたのですから、

これも、当然のことだっったのです。

ーーーー

西郷はあくまでも質素でした。

NHKの大河ドラマでも、そのとおりに描かれていますね。

西郷を評して最後の「 侍 」と言わしめても、何のおかしくもありません。

「至誠」と「忠義」に生き切った人でした。

それでは、終わりに西郷が残した有名な言葉を少し書いておきます。

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ーーーー

『 天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以って人を愛するなり』

『誠実さが陣取っているのは秘められた胸の内。そこにがしっかりしている人は、どこへ行っても強い』


その他沢山ありますが、もう一つ。今の政治家の人たちに聞かせたい言葉です。

西郷が生きた時代と現代の環境の違いがありますので、全部が全部当てはまりませんが、大いに参考になるはずです。

『正義の道を歩み、正義のためなら国と共に散るくらいの覚悟がなければ、外国勢と納得のいく関係は望めない。

相手が強大だからと委縮し、仲よくしてもらいたばかりに、自尊心のかけらもなく相手の言いなりになれば、やがては軽蔑されるようになる。

そうなれば、友好的な関係は望めなくなり、最終的には相手国に服従することになる。

どんな形であれ国の名誉が損なわれている場合、政府が行うべきことははっきりしている。

そうすることで国の存亡が危うくなるとしても、義と正義の道にとにかく従うことである。

戦と聞いただけで、びくびくし、不確かな平和を金で買うことしかできない政府は、貿易監督庁ともよぶべきで、

政府とは呼べない』

このように意見を述べています。

そして、『正しくあれ、恐れるな』と。


内村鑑三は、次のように締めくくっています

「西郷の偉大さは、純真なる意志の力が大いに関係していました。

それは、道徳的な偉大さであり、至高の偉大さです。

西郷は、道徳を確固たる基盤として国家を再建しようとし、その努力において、一部成功したのです。」

と、最後にいっています。

この、「代表的日本人」を、まだ読んでおられない方には「是非とも一読を!」とお薦めします。


今、日本を取り巻く「ロシア」「中国」「韓国」「北朝鮮」

どの国も難敵です。

一番始末に悪いのは「韓国」であります。

やはり毅然とした、ーー行動ーーが今は必要ではないかと思われます。



少なくなった大河ドラマ「西郷どん」!!!。 最後は、何かむなしさを感じるのではないでしょうか。

では、---閑題----です。今日は、西郷隆盛の言葉が出てきましたので、歴史上大変有名な次の言葉は誰の言葉でしょうか。

① 「宇宙に意志あり」

② 「一葉落ちて秋を知る」

③ 「人の人生は重荷を負うて遠きを行くがごとし。重荷が人を作るのじゃぞ。身軽足軽では、人は出来ぬ。」

④ 「子孫に美田を残さず」

⑤ 「天は人の上に人を作らず。人の下に人を作らず」

次は、29日のブログ「日本よ、日本人よ怒れ 徴用工の判決!!!」の漢字の読み方です。

① 更迭ーーこうてつ ② 拷問ーーごうもん ③ 誤審ーーごしん ④ 誤謬ーーごびゅう ⑤ 詐欺ーーさぎ

⑥ 差戻ーーさしもどし ⑦ 枝条ーーしじょう

以上でした。

お読みいただきありがとうございました。

ではまた!!!



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