「老いてこそ 生き甲斐」を読んで (その２）

「老いてこそ生き甲斐」は石原慎太郎氏の作品であります。

このタイトルの　（その１）は4月28日でしたので、

17日振りに　書きます。

90歳にも手が届く　慎太郎氏の　最後の作品になるのでしょうか。

年令からして　彼の作品が　今後世に出ることは少ないのではないか　　　　とも思う。

彼は　生涯を振り返りながら　今の年まで国会議員、東京都知事等

公職につき活動してきた。

　

彼については、なんといっても

　　　尖閣諸島問題で、東京都が島を購入と資金を集め　島の所有者と

　　　交渉したことも忘れられない出来事であった。

　当時の民主党政権で国が所有者となってしまったが、「東京都」が

購入し　人やモノを設置をし　実効支配しておれば　今の中国の行動も

無かったのではないでしょうか。

本題に戻ります。

第2章の「親しい人間の死」の中に　慎太郎氏の若き時代の「ヨット」の

事が出てきます。

　その若き時代のことを読んでいますと氏が９０歳間近な人が書いていると思えないほどの若々しい筆致であります。

　ヨットレースのスタート時に撮った　身近な人々が亡くなり

　自分ひとりが生き残っている現実に目を向けての寂しさは

　華やかに見える慎太郎氏の悲しい一面でもありましょう。

　万人誰しも行き当たる人生ドラマの一コマです。

　私自身もそうですが「死」を常に意識しています。

　亡くなった家内より25年も長生きしていますものね。

　今日は　この辺で　お終い！！！

　※　一口メモ　※

　　＜　名　言　＞

　　『　人間の価値というものは　それぞれが他の人と違うというととです。

　　　　　そして、その違いは　何によってもたらされるのかといえば

　　　　　　　各〃の　備えた感性の違いによるもので、言い換えれば

　　　　　　　　　人による好き嫌いの違いということです。　』

　　　　　（　石原慎太郎　）

さて、――閑題ーーーです。

　今日の漢字は、次の一文字漢字を読んでください。

　　　①　袂　②　踵　③　懐　➃　塒　⑤　繭　

　　　⑥　踝　⑦　袖　⑧　楮　⑨　肘　⑩　鬘

以上です。　比較的易しい　漢字ばかりです。

次は、一昨日のブログの漢字の読み方です。

①　眦ーまなじり　②　甃ーいしだたみ　③　甍ーいらか　➃　篝ーかがり

⑤　縣ーあがた　⑥　椹ーさわら　⑦　涎ーよだれ　⑧　鍔ーつば

⑨　鎧ーよろい　⑩　軛ーくびき

以上でした。

お読みいただきありがとうございました。

ではまた。！！！