過日、「青年の主張」が開催されて18才の高校生が最優秀賞の土光杯を獲得しましたね。 テーマは「少子化」がメインであったようです。 その他の入賞者はすべて年上の人ばかりのようでした。 彼の主張の内容は、これが高校生の主張であるのかと思えるほどの立派な主張ですね。 その、彼の主張のうち私と同じ考えが2点ありました。 彼の主張はほかにたくさんあり、国や地方の行政にしてみれば、わかっていることばかりでありましょう。 ただ、行政は分かっていてもなかなか腰を上げないのが現実であります。 今は、お金や人の問題がありそうですが、やはり、やる気の問題でしょう。 彼と同じ考えなのは、AI等のIT技術の活用、それに、もう一つは私が常々少子化の一番根本で見直ししなければならないと思っている事でした。 それは、彼が主張していた、三世代の同居の復活であります。 イノベーションについては、社会全体が、動いていくことが間違いありませんが、もう一つの「三世代の同居」はなかなか難しいことであろうと思います。しかし、よく彼は気が付いたことですね。きっと彼の周りでこの少子化に関しての出来事があったのではないでしょうか! 私は、今世の中でいろいろ問題になっている「虐待・いじめ」「貧困」「人手が足りない」「幼稚園、保育園が足りない」の問題の根本原因が 核家族からきていると思います。 戦後の復興時や高度成長期に、若者がどんどん都会に流れて行ったり、結婚で親元から離れて行ったりしたために、いろいろな問題が発生しているのです。 三世代、四世代の家族であれば、すぐ、おじいちゃんやおばあちゃんが、子育てでもわからないことがあれば、手助けしたり相談にも乗ったり出来るのです。また、親が元気であれば、働きにも行けるでしょう。おじいちゃんやおばあちゃんが傍にいることがどんなにすばらしいか、実感できるのではないかと思います。 高齢化が進み、住み慣れた田舎の家や今住んでいる家を手放して息子夫婦と同居する親たちが増えているそうです。今、空き家が全国で800万戸以上あるそうです。 三世代四世代の復活を目指し政府が音頭を取り、三世代四世代同居の推進をする、住宅制度改革を是非実行していただきたいものです。 空き家に同居する援助や新築してもいいでしょう。とにかく資金援助をし核家族を解消する政策を実施してもらいたく思います。 「同居家族推進法」ともいえるのでしょうか。こんな法律を作り、核家族の解消に進んでほしい。
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