先日、家族の車を車検に出した時の事。
「代車を準備しましたよ。新車ですよ~」
と、お店の人の言葉。
へ~って感じ。
ディーラーさんですが、今どきの代車は、新車とは言わないまでもそれなりの車を準備しないといけないとの事。
お店も大変ですね。。。
昔は
「軽のマニュアルですけど、良いですよね」
と、私だからかもしれないですけど・・・平気で鉄板むき出しのMT軽を出してきたのにね(笑
まあ、それはそれで面白かったんですけど。
さて、今どきの軽自動車がどんなものか、味わさせていただこうじゃないか。
という事で、乗り込みました。
車種もメーカーも書きませんが。。。
私、真面目に軽自動車に乗ったことがありません。
そういうタイミングが無かったというだけですが。。。
で、乗ってみるとどうか。
ごめんなさい。
そして、この車種を乗っている人・・・ごめんなさい。
私、このクルマでアクセル踏めません。
怖くて。。。
サーキットを走っている人が「怖い」と思うのはどういうことか?
それは
「ブレーキの手ごたえが、全くない」
と言う点。
ブレーキなのに手ごたえとは、これいかに(笑
つまり、止まれない感じがする車ではアクセルは踏めないということ。
これが「怖い」です。
アクセルが踏めるという事は、止まれることが前提です。
そして、自分の感覚通り止まれる・・・減速がコントロールできることが前提。
出来ない事には、加速もできない。
もう、加速なんてどうでもいいんです。軽自動車なので非力なのは当たり前。
それでも、止まれないと感じるのは恐い。
そもそも、ブレーキのストロークが大きい。
まあストロークが大きいのは、それほどの問題は無いですが、踏んでから60%くらいまで、何の手ごたえもない。
そこから、80%まで「ぐにゅー」と手ごたえがあり、そのあと一定で滑っていくという感じ。
一向に速度ゼロに近づかない。
ストロークの半分以上が「減速している感が無い」んです。
そりゃ怖いよ。
昔、サーキット走行を教えてもらった人には
「ブレーキを10段階に分けて踏め」
と教わりました。
全力ブレーキから、ソフトブレーキまで10段階で踏み分けろという事です。
そのため、ブレーキは踏み始めからフルブレーキまで線形で制動力が上がっていく必要があります。
ソフトに踏めば、ソフトに制動が立ち上がり、全開で踏めばフルブレーキになる。
そんな癖がついているのかな?
ストロークの60%まで、手ごたえが無いというのが、ただただ怖い。
そんな感覚になってしまいます。
全ての軽自動車が、こうだとは言いません。
私が借りた代車が、そうだったというだけかもしれません。
ただ、こういう車に乗っていては、運転が雑になるだけ・・・というか、ちゃんとした運転が身につかないのでは?
とはいえS660は、しっかりしていたんだろうな。。。乗ってみたいな~。