テクニカル以外な所で
「こんな人の助手席には乗りたくない」
って話を、前のブログで書きました。
WEBでページを見ていると、タイミングよく「片手運転」な話がありましたので、書いてみたいと思います。
では「片手運転」はダメなのか?
結論は「ダメ」。
だけど、論法がおかしい。
そもそも「片手運転はルール上ダメ」とは、どこにも書いてありません。
つまり「行為」としては、名言されていません。
まあ、当然なんですが。
なぜ、人間は「行為」のみにこだわるのか?
色々な本を読んでいると「人間の脳は怠け者(笑」って書いてあるので、本質を考えるのが苦手なんでしょう。
でもね、本質語らないと
「片手運転できるもん」
って、変な話が出てきます。
ルールブックに書かれているのは
「安全な運航を妨げる行為はNG」
と書いてあるんです。
つまり、「あなた方は運転が下手なんだから、片手運転したらタコ踊りしちゃうでしょ」と言う意味。
逆に言えば、片手運転が完璧にできれば安全なんです。
でも、片手運転で完璧はできません。
右手でハンドルをもって、右折をすると舵角が足りなくなります。
そうすると、ハンドルから手を放す必要があります。
両手で持っていれば左手に任せることができる。
それも、ちゃんとした車はパワステもしっかりした手ごたえがあります。
両手でないと操作がちゃんとできません。
そのため、片手運転はダメという事になります。
昨日JSPORTSのYouTube配信を見ていた、2023年のWEC第三戦予選。
GR(トヨタ)の車が、コーナーから真っすぐになり変えているところで、突然スピン。
ドライバーは無事でよかったのですが、まっすぐ走っていてもステアリングが突然取られる時があります。
これと一般の人とを同じにするわけにはいきませんが、こういう事にも注意って事なんですね。
そうすると、両手でハンドルを持たないとね。
結論としては
「片手運転はダメ」
では無く
「加速減速、舵角の操作が完璧にできない」だから「片手運転ではできない」だから「ダメ」
という論法で語らないといけないわけですね。
前述した「タコ踊りしちゃうでしょ」って言葉に「しない」といういう人がいるかもしれません。
・・・「しない」と言えるのは、したことがある人だけが言っても良いセリフです。
一度はスピンしてみましょう(笑
ちなみに、レーシングドライバーが一般車でサーキットを走る時、片手の人がいらっしゃいます。
この人たちは、全ての操作が完璧にできるから可能なんですね。
加速と減速、カーブに対する舵角、全てが「おっとっと」と言わなくてもいい操作ができるわけです。
こういう方と自分を同じにしてはいけませんね(笑
まあ、人の車の助手席に乗るって事は、ほとんどないんですが。。。
外から見ていても「怖いなー」と思う事もしばしは。
どんなドライバーが怖いのか。
ちょっと書いてみたいと思います。
と言っても、他で書かれているような「車間がどうだ」とか「速度がどうだ」とかいう話では無いです。
パッと座った時の姿と言うか、そういうので”なんとなく”わかるんですよね。
では、いってみよぅ
・運転中、顎が浮いている人
これ、結構多いんですよね。
運転がうまい人が言うのは「運転中は顎を引いて」と言います。
というか、いろんなスポーツで言いますよね。
なぜか?
やってみれば分かります。
顎を上げると、視点が近くなります。と言うことは、近くしか見てないって事ですね。
視界も狭くなります。
結論は「前を見ていない」って事なんで、ミラーなんて見ているわけがないんです。
顎を上げると、目が下に向くので近くしか見えません。
顎を下げると、目が上を向くので遠くを見ることができるという仕組みなんですね。
こういうドライバーは、見えるところを常にギリギリにやろうとしますので「余裕をもって」と言う運転はできません。
怖いんですね。
・ハンドルの上や下を持っている人
こういう人のセリフは「何も起こらないから」です。
つまり、全て性善説のみで生きている人なので、トラブルにすごく弱い人です。
トラブルに対して準備ができていない人、だから怖いんです。
逆に言えば・・・私と違って、性善説しか経験しなくても良い、神様に選ばれた人なのかもしれません(笑
私は、何をやってもうまくいかないので、準備に準備を整えるしかないわけで、ある意味羨ましいですね。。。
冗談はさておいて、ハンドル操作が雑になります。
というか、全ての操作が雑になりがちって事なんです。
なぜ、スポーティーなクルマのハンドルが重いのか。
そして、今どきの一般車はハンドル(というかパワステ)はスカスカなのか?
考えてみても面白いと思います。
昨今、格差、格差と言われます。
車の運転も、うまい人はどんどんうまくなる、下手な人はどんどん下手になる。。。
つまりそういう事なんですね。
・シートから背中が離れている人
絶対に助手席に座りたくないです。
コントロールする気が無いのが分かります。
ペンを持つとき、腕を地面から離して書く人っていませんよね。
つまり安定して、細かく何かをやろうとする時は「支点」と作らないといけないんです。
シートから体を浮かしていると、力も伝わらないですし、ゆっくり確実に操作をすることができません。
というか、する気が無いんでしょうけど。
ただただ疲れます。
こういう人の助手席に乗ると、車が雑にフラフラ動くので、酔う人は酔う。
落ち着かないんです。
っていうか、シートに背中を付けて運転する方が、力が分散して楽だと思うんですけどね。。。
作用、反作用の仕組みです。
・何をやっても白線を踏む。
最後にこれ。
停止線、センターラインなどの白線を、常に踏む人。
この人は、自分がどこを走っているのか?自分が何をやっているのかが分かっていないのではなかろうか。
思いが無いって事は、コントロールする気も無いって事です。
つまり、車をぶつけることも「意識せず」できちゃう人なんですよ。
車をぶつけても「ぶつける気はなかった」って言います。
そりゃそうです。
「ぶつけない気も無い」
のですから。
怖い怖い。
テクニカルな部分以外で書いてみました。
今どきの車は、パワステはスカスカ、シートの着座位置は高い。
メーカーは安全のためと言っているところはありますが、運転を下手にしていることは明確ですね。
運転がうまくなりたい人は、パワステがしっかりしている車を選ぶことが重要だと思います。
また、シートも一番低い位置、もしくはシートを変更すると視点も遠くなり、視野も広くなります。
心理的にも気が引き締まった感じになります。
試してみてはいかがでしょうか。
大は小を兼ねるものの、小は大を理解できないという事です。
不思議ですね。
TPOってどこに行っちゃったんでしょう。。。
私の周りって、「言ってはいけない時」に「言ってはいけないことを言う」人が多い。
挙句の果てに「自分は忖度しないんで」だそうだ。
それは、忖度ではなく、気配りが足りないのです。
ってね、外国の人もハッキリ言うことは言うとはいえ、言ってはいけない時には言わないです。
そうでないと、政治なんてできないですよね。
さて、その人は気づいていないのですが・・・一般社会において、そういう人は
どんなに賢くても「バカ」と評価されます。
なぜか?
太古の時代からなのかな?
組織や社会のルールというか、雰囲気が重要なんでしょう。
それを壊す行為は、何があろうとも「最悪」評価になるのだと思います。
と言いつつも、本人は全く気が付かないんですね。。。不思議なことに。
そういう人は、一生、まともな評価はされません。
残念ながら、あきらめましょう。
って気が付かないってことは・・・やっぱりイマイチなんでしょうね。
愚痴でした。
今日の会社帰り。
知らぬ間にツツジが咲いています。
ホント、この頃・・・季節感が無い生活していたからね。
知らぬ間に咲いていました。
昼間は甘い香りがするんですかね。
あ~昼間、のんびりしたいよぉ~。