今年、車のホイールが外れて歩行者に当たるという事件がありました。
それは、ボルトがちぎれて外れたのだったか。。。
車のホイール穴は、4、5、6・・・トラックはもっと多い・・・とあります。
1穴のセンターロックはこっちに置いてきますが。
なぜ、穴の数が違うのか・・・簡単に言えば、回す力(トルク)を何本で受け止めると受け止められるか?
ってことですね。
まあ、ホイールボルト(ハブボルト)が切れるのは、こっちに置いておいて・・・私も走行中にホイールが外れそうになった時があります。
直接原因は、ボルトが緩んだせいですが。。。
走行中にタイヤ周辺から「カラカラ」と聞こえ、「ヤバッ」と思ったのを覚えています。
途中で車を止めて締め直したので問題はなかったのですが。
では、なぜ緩んでしまったのか?
まあ、ネジである以上、緩むんですけどね。
ホイールの穴って、ボルトに比べて大きく、ものによっては少し大きめなことがあります。
そのため「テーパー」という三角形になっていて、締めこむと斜めに締まっていく形状をしています。
と言いつつ、トヨタ、ホンダは、特殊だったり、外国車はナットじゃなくてボルトだったりします。
それぞれ合わないと、金属の接触面が小さくなって外れやすくなります。
と、特殊なのは、こっちに置いておいて・・・
雪国で、良くある話だと思いますが
「純正ホイール」はスタッドレスに、ノーマルタイヤは「社外ホイール」にという組み合わせ。
そうすると、「純正ホイール」と「社外ホイール」でホイールナットが違う場合があります。
社外ホイールは、基本的に「テーパー」型。
社外ホイールにした時は、ホイールに合わせたナットにする必要があります。
・・・と、この話もこっちに置いておいて・・・
この社外ホイール。色々な条件にマッチするよう、少し穴が大きい。これもメーカーによるんですけどね。
そうすると、車をジャッキアップしてホイールを外し、装着します。
その時、重力で穴に対してボルトが上位置寄ります。
その状態でナットを締めると、穴の上の方でナットが締まってしまいます。
少し穴が大きいため、寄りやすくなります。
これでも、締まった感があるんですね。
複数のナットで、同じように締めこむのですから。
私が、走行中にナットが緩んだ理由はコレ。
ちゃんとナットが中央で締めてなかったんで、走行中に中央に寄り、ナットが浮いたということ・・・急いでたのかな?
ちゃんとやるには、全ナットを軽く入れた後、ホイールをガタガタゆすります。
そうすると「ガタッ」と言って、中央に寄ります。
これを2、3回繰り返すと、中心で密着するので、ここで締めこみます。
こうすると、ちゃんとホイールが外れにくい状態で装着できます。
なので、私は、お手軽なインパクトレンチは使わず、手でネジを締めます。
最後に、トルクレンチですね。
社外ホイールの人は気を付けましょう。。。
とはいえ、純正ホイールの穴は、きっちりしているなーというのが、私の印象です。
では、なぜお店でホイールの交換をお願いすると、外れにくいのか?
聞いた話ですが、お店で使うインパクトレンチは「前後の動き」が回転に入っているため、ホイールを叩きます。
そうするとホイールがゆすられて、自然にナットが中央に寄っていくそうです。
市販の電動インパクトレンチが、前後の動きを入れているかは・・・わかりません。
ほんと、走行中にホイールナットが緩むと怖いです。
あと、外れてしまった時の周りに対する影響を考えると・・・これまた怖い。
ちょくちょく、ホイールナットと空気圧は気にしとくべきですね。