以前、うちの会社の上の人に
「この会社で仕事って何?」
って聞いたことがあります。
まあ、回答は書きませんが・・・こりゃダメだ・・・って思ったのを覚えています。
ネットでぶらぶら見てみてると
「アルバイトは仕事じゃないですか?」
と書いてある。
人による・・・いや、人のレベルによる。
知能指数による?教育による?家庭環境による?地域による?
まあ、そういう感じですかね。
たぶんね。。。日本語が悪い。
株をやっていると、嫌でも見るだろう、その会社の
「企業理念」とか「行動指針」とか。
ほとんどが
「社会の問題を解決するために、本企業は設立しています」
とあるはず。
つまり、社会の問題を解決するためにビジネスをしていると。
という事は
「仕事」=「何かの問題を解決する」=「ビジネス」
という事になります。
結論は
「仕事」=「ビジネス」
となります。
そして、問題を解決するためにビジネスを継続しないといけないため、利益を得なくてはいけません。
また、利益を上げるのは株主からお金を「預かっている」ため、金融機関から「融資を受けているから」となります。
タダではできませんし、受け取っているお金を踏み倒すわけにもいかないです。
これが仕事です。
「そんなの知らないよ!」
という人もいるでしょうね。
何かをするためには
ビジネス→企画・戦略→手法→作業
と、やることを明確化、単純化をして、何かを行っていきます。
さて
「あなたは、どこまで理解できますか?」
という事になります。
「私は、言われたことを行う事」
と言う人もいると思います。
この人は、流れの「作業」までしか見えない人という事になります。
なので
「仕事」=「作業」
となるでしょう。
いやいや、仕事とは「お客様の喜ぶ姿を見たい」「ありがとうと言われたい」「貢献したという実感を得たい」という人もいます。
この人は
「仕事」=「企画」、「ビジネス」
となる。
と言う感じで「仕事」とは、その人が社会の仕組みをどこまで理解しているかによります。
これを日本語では「仕事」という一言で済ませているのが問題なんです。
前述した、会社の上の人に聞いた質問は、ここを「明確」にしてほしかったのです。
我々がやっていることは「ビジネス」なのか?「作業=ワーク」なのか?
答えは残念な結果です。
つまり、この会社の上の人ですら「仕事」という日本語を「明確」にすることが出来なかったわけです。
これと同じ言葉に「スポーツ」があります。
日本語では「競技」「運動」「遊び」「娯楽」これらが全て「スポーツ」という言葉になります。
なので、私が「スポーツ」というと、他の人とは言葉が合わないことになります。
私は、「スポーツ」=「競技」と言っています。
でも、他の人は「スポーツ」=「娯楽」としています。
これは合わない。
話を戻して、アルバイトは仕事か?
アルバイトを自分のやる作業、自分の収入のため「与えられたことをやるだけ」と捉えてるのであれば「作業」。
この店に貢献して、お客様に喜んでもらおうとしているのであれば「ビジネス」
となるでしょう。
残念なことに、どちらも「仕事」です。
なので、明日から・・・いや今日から「仕事」という言葉をやめて、明確な言葉で表現すればいいと思います。
と言う感じで、私が人と話すと・・・どうしても合わないんですよね。。。
色々なことを知り過ぎた、そして色々なことをやり過ぎたんでしょう。
雅なことから、泥臭い、油臭いことまで色々なことを。
これを、現代では「残念」というらしい。