こんにちは、海原雄山です。
嘘に決まっておるだろうがあっ!(大喝)
さて、そんないささかヤケクソ気味な店主の壊れっぷりはどうでもいいとして、久々に純米酒ネタを。
この冬ほとんど(というか全く)純米酒にまつわる記事を書いてなかったのは不覚と言わざるを得ません。いや、ちゃんと飲んでましたよ、山形の純米酒。それどころかお酒の摂取量、去年の倍です。ヤバし。
取り寄せ店はもちろん、我らが「正酒屋 六根浄」に決まっておるだろうがあっ!あ、すみません、海原雄山モード解除。
しかしワタシは何故これほどまでに山形酒のトリコになってしまったのでしょう。まだ純米酒歴二年の若造がですよ。
何て言うんでしょうかねえ、仮にワタシが最近サッカーに興味が出てきました!みたいな厚顔、もとい、紅顔の美少年ボーイだったとしましょうか。小学生低学年くらいの。横にはスペインからやって来たレオ君というこれまた大のサッカー好きなクラスメイトも確かいましたね(笑)。
そこへ山形の「やまぶらおじちゃん」という人が「よっしゃよっしゃ、そんなら本物のサッカーの試合をキミらに見せてやろうじゃないの」と連れて行ってくれたのがワールドカップの決勝戦だった、みたいな感じなのかなあと自分としては感じております次第です。
だって最近どこの居酒屋行っても普段飲んでる山形純米酒より美味しいのに出くわしたことねえんだもん!
まあ、それは単に店の保管状態が悪いせいか、それとも本当にその銘柄の酒を出しているのかといった疑問もあるにはあるわけですが・・・。
そんなこんなでもう今シーズンは山形酒の一升瓶を何本空けたか記憶にありません。近所の資源ごみステーションに空き瓶持って行ったら「おたく飲食店さんかね?」と管理人のおっちゃんに言われてしまいました。
それはさておき、この六根浄さんのオリジナルブランド「純米酒 六根浄」のH20BYモノが残念なことに完売となったこの冬、ワタシの至高の楽しみは今年の新酒!
これまでは食米の「はえぬき」を使って醸していたということですが、それであの旨さというのはもはや驚異的としか呼べぬシロモノでした。
それが今回の新「純米酒 六根浄」には、遂に酒造好適米「出羽の里」が使われるというではありませんか!
もうどれだけ凄いのが出来上がるのか、ワタシは今から震えが止まりません。
昨年の暮れから、六根浄店主・熊谷太郎さんより出羽の里使用の純米酒(他銘柄ですけど)を「六根浄新酒の予習にどうぞ」と心憎い提案をしていただいて飲んだお酒が「惣邑(そうむら)純米酒」そして「山形正宗 純米吟醸 出羽の里H17BY(五年熟成)」といったツワモノ揃い。
もう、圧倒されすぎ。
そこへ追い討ちをかけるかのように送られてきたアイテムがこれまたすごい。その名も
「純米酒 六根浄 猩々緋ラベル」
低農薬栽培の美山錦を使った六根浄。太郎さんいつの間にこんな隠し酒を仕込んでたんですか。
その味たるや・・・。
相変わらずオタクな説明になりますが、弦楽器で言えばインブイア仕立てなのにハカランダやメイプルより鳴るバンドリン、みたいな感じです。味の乗り方がハンパではありません。ヘンにフルーティな香りなんぞに頼らずここまで華のある味わいに仕上げてこられるとは。
ああ猩々緋よ・・・。
一升瓶360本限定品のようですので、ワタシはこれから買い占め運動に入らせていただく所存であります。
そして入ってきた朗報。
「純米酒 六根浄」、出羽の里グレードアップバージョンの新酒がいよいよ待望のデビュー!
まずは「うすにごり(一升瓶限定)」「本生(四合瓶限定)」の二種類がオープニングアクトとして登場です。
(その颯爽とした雄姿は山ブラ会長の「新MONOLOGO」にてどうぞ)
ここから春の出荷、ひと夏過ごして味の乗った秋の出荷、楽しみは尽きません。
太郎さんのブログも絶好調です。遂に六根浄の時代が到来しました。
「このPVにインスパイアーされて、この曲に負けないだけの酒を『出羽の里』で造ってやろうと密かに心に決めていたんです。」
もう、太郎さん最高(大爆笑)。
もうこうなったらワタシも頑張って稼がないといけませんね。
酒代を!!
現在我が家の晩酌は、猩々緋。これまた旨いですね~。買い占めされる前に、もう一本買いに行かねば。そして、今週末には、やっと新酒が飲めそうです。楽しみだなぁ~。
今年こそは、ゼジさんが六根浄の店舗を訪れ、店主とご対面しないと、ですね。