ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

ルネッサンスの女たち・・カテリーナ・スフォルツォ

2006-01-24 10:16:18 | 
一昨年、イタリアに行った時、塩野七生さんの「ルネッサンスの女たち」の「カテリーナ・スフォルツォ」のベランダを見上げ写してきたのでした。・・でもちょっとイメージよりは小さすぎだから、場所は違うと思う。

カテリーナが子供たちを人質に取られながら、城(確か自分の城?)を降伏させるために城に入った後、ベランダに出てスカートをめくって見せ、「子供などまだいくらでも生めることを知らないのか」と啖呵を切り、女が口にすることは憚れる言葉を吐き、城中を駆け回り叱咤激励し、城を守り抜いた。
別にカテリーナは子供を捨てたわけではなく、相手が子供を殺すことはしないと見抜いていたに違いない。
現代に生きる女にも、時々啖呵を切ってやろうかと思うことが無いわけではない。そんな時には「なめたらあかんぜよ」くらいは言ってみたいこともある。

イタリア旅行から帰って、1年後にスペイン・ポルトガルに行った時、この「ルネッサンスの女たち」を1冊持っていって読んだのでした。
今年は南仏に行こうと、亭主が言っている。1年中休みなしで働いているから、自分が自分へのご褒美だ。口癖は「いつ死ぬか分からない」・・そして、いつも納得してしまう。



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