CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-066「ベイビーわるきゅーれ」(日本)

2023年03月26日 00時12分48秒 | 日本映画
ドルチェ&ガッバーナの香水のせい?
 高校卒業を目前に控えた女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。
 組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、高校を卒業したらオモテの顔として社会人をしなければならない現実を前に、途方に暮れていた。2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪となっていった。
 殺し屋の仕事は相変わらず忙しく、ヤクザから恨みを買ったことから面倒なことに巻き込まれてしまい。(「作品資料」より)


 「最強殺し屋伝説国岡 完全版」「グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡[合宿編]」等の阪元裕吾監督の2021年製作の青春アクション。

 初公開時にも鑑賞したものの、記事はアップ出来ていなかったが、今回続編が公開されるにあたって、再公開されたのを鑑賞。

 女子高生ながら殺し屋のちさととまひろは、卒業を機会にルームシェアすることとなり、更に組織からバイトもするよう指示を受ける。

 いわゆる表の顔を作るということであるが、どうもコミュニケーションがうまく取れないまひろは、バイトもうまくいかず、そつなくバイトもこなすちひろとの仲が険悪になっていく。

 そんな中、仕事をしたことで、ヤクザから目を付けられることになったちひろは、バイト先で横暴を働くヤクザを射殺し、その恨みのためヤクザとの戦いに挑むことになってしまう。

 女子高生が殺し屋という設定ではあるが、、その仕事自体は通常の仕事と変わらぬ感じで二人の姿を描いている。

 ちひろは明るい感じでものをこなしていくタイプであるが、まひろはちょっとおとなしめ。

 しかし、実際激しいアクションを見せるのは、伊澤彩織演じるまひろ。

 冒頭でのコンビニでの格闘シーン。

 そして、クライマックスでは強力な相手との激闘を見せてくれる。

 そんなアクションとは対照的に、普通に社会人として暮らさなければならない難しさと、それを乗り越えていこうとする二人の姿が描かれ、ある意味青春映画でもあるのかな。

 いずれにしても、殺し屋が主人公であるが、ちょっと明るい感じで展開するストーリーで、面白い一本であった。

/5

監督:阪元裕吾
出演:高石あかり、伊澤彩織、三元雅芸、秋谷百音、うえきやサトシ、福島雪菜、本宮泰風、水石亜飛夢、辻凪子、飛永翼、大水洋介、仁科貴
於:池袋シネマ・ロサ

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