CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-102「劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人2」(日本)

2021年09月19日 22時13分30秒 | 日本映画
人が最後に食べるものは何でしょう?
 駆け出しの芸人・高木総一郎は、ある旅芸人が奇々怪々な体験を綴った『芸人日記』という本を入手。元々はお笑い芸人が好きだった高木は、彼らを追いかけるうちに憧れに変わり、自ら芸人になるという道を歩んできた。
 その体験記に惹かれ、書かれている勅使河原ナユタという芸人の足跡を辿ろうとする高木。
 勅使河原が訪れたという温泉旅館のとある部屋に泊まると、不幸な出来事が起こるらしいが。(「KINENOTE」より)


 投稿者が体験した恐怖を再現するオムニバス・ホラー。
 「劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人」の第2弾。

 芸人が体験した恐怖を描くということで、前作と同じく人気芸人が出演。

 しかし、事故物件とは言うものの、今回はアパートやマンションということではなく、対象となるのは都会から離れた場所にある温泉旅館。

 ある芸人が訪れ、ある部屋に泊まって体験したことに興味を惹かれ、何人かの芸人が訪れる。

 そして思いもよらぬ恐怖に見舞われる。

 エピソードは3つに分かれ、それぞれ別の芸人が温泉旅館を訪れる。

 最初は部屋の中で引き起こされる事象によって恐怖に見舞われる芸人。

 次は、その温泉旅館に向かう最中に乗車したタクシーで遭遇する恐怖。

 3つ目はコンビで訪れた芸人が、その地域で伝説となっている因習に巻き込まれる様子が描かれる。

 正直、怖さというのはなかったな。

 実際、部屋の中で起こる恐怖は、ちょっと笑いそうになってしまう部分もあった。

 二つ目のエピソードで伊勢が旅館を訪れようとしているさ中、何故か相方の菜摘のデートの様子が映し出される。
 あまり意味が無いなと思っていたが、最後に伊勢の運命を決してしまうことにはなる。

 人気上昇中の第7世代の芸人が出演しているが、ホラーだけに笑いはほぼ無し。

 一番笑えるシーンは、怪しげなタクシーの運転手が見せる芸であった。

 全体的には、急場に作ったような感じで、怖さもあまりなかったし、謎という部分も弱めだったかなという印象であった。

/5

監督:天野裕充
出演:鈴木もぐら、水川かたまり、こがけん、ほしのディスコ、あいなぷぅ
   宗洸志、野村啓介、木村真帆、豊泉志織、サツマカワRPG、田窪一世
於:池袋シネマ・ロサ

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