CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-037「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」(日本)

2025年02月08日 00時46分13秒 | 日本映画

2階が怖いか

 一緒にかくれんぼをして遊んでいた弟が失踪してしまったという過去を持つ兒玉敬太。その後も弟の日向は見つからないままで、現在の敬太は行方不明者を捜すボランティア活動に従事している。

 そんな彼のもとに、母親から古いビデオテープが送られてくる。そこには、日向がいなくなる瞬間が映されていた。霊感のある同居人・天野司はそのビデオテープに禍々しさを感じ、敬太に深入りしないよう忠告するが、敬太は忌まわしい過去の真相を暴くために動きだす。

 敬太を取材する記者の久住美琴も加わり、3人は日向が失踪した山に足を踏み入れるが。(「作品資料」より)

 

 幼い頃、弟が失踪し、いまだ見つかっていない敬太。

 そんな敬太に母親が1本のビデオテープを送ってくる。

 それは弟の日向が失踪した瞬間を映したビデオテープであり、撮っていたのは敬太自身であった。

 同居人の司は、ビデオテープに関わるなと言うが、敬太は実家に戻り、司が失踪した山に向かうことを決意する。

 司はそれに同行し、敬太を取材しようとしている記者の美琴も後を追う。

 そこで彼らが目にし、体験するものとは。

 司は、美琴に自分は見えると告げる。

 しかし、見えると言われるものは映し出されない。

 ビデオテープを含めて、何か不穏な雰囲気で物語は進んでいく。

 敬太と司が宿泊する旅館の息子が敬太に語った話も少し寒々しいものがあったな。

 調べを進めるうちに司が消えた山では、他にも失踪事件が相次いでいることが判る。

 司が失踪した廃墟は地図にも載っておらず、簡単に見つからない。

 しかし、クライマックスでは敬太たちはその廃墟に辿り着く。

 その顛末、そして日向失踪の真実は少々捉え辛いものがあったな。

 全体的に不穏な雰囲気で進み、強烈に見せるものは無いのだが、恐怖心を感じさせるホラーであったな。

/5

監督:近藤亮太

出演:杉田雷麟、平井亜門、森田想、藤井隆

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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