小さい魚、泳ぎなさい
SNSへの動画投稿で10万フォロワーを目指すハイディは、カメラマンである恋人ロンに連れられてロサンゼルスのビーチへやって来る。そのビーチは原子力発電所からの燃料漏れが懸念されていたが、ハイディはロンに指示されて仕方なく水中に潜る。
翌日、サメに襲われたと思われる男女の遺体が発見され、ビーチは閉鎖されることに。
ハイディの親友で海洋生物学専攻の学生シエナは、サメの襲撃事件について調査を進めていくなかで、衝撃的な事実にたどり着く。(「作品資料」より)
原子力発電所から燃料漏れが起こり、海中の生物に影響を及ぼす。
そんな中、SNSインフルエンサーのハイディは、サメに襲われるが、一命を取り留める。
しかし、彼女は飢えたサメの如く人を襲い出すようになる。
燃料流出事故により、サメが突然変異し、そのサメに襲われたハイディも変異したらしい。
「スパイダーマン」のようだが、ハイディはサメに噛まれたのか?
そんな痕は見えなかったのだが。
ビーチで変死体が発見されると、ハイディの親友で海洋生物学者のシエナと、ハイディと同じ高校で、自称ジャーナリストのクリストファーが事件の調査を始める。
彼らが調査する中、ハイディは殺戮を繰り返す。
最初は欲求を抑えられないだけだったが、やがて怒りを感じた相手を殺戮するようになり、頂点捕食者としての自分に満足を覚えるようになる。
もちろんシエナとクリストファーはハイディが犯人であることを突き止めるが、果たして彼女を止めることが出来るのか。
コメディではないな。
変異した女性が殺戮を繰り返す様を描くパニック・スリラー。
治療薬も出てきて、ハイディを治すか殺すかという展開。
興味深い1本ではあった。
しかし、ハッキリした決着はなく、いかにも続編考えているという結末である。
/5
監督:ジャスティン・シルトン、ロブ・ザザリ
出演:アレクサンドラ・コリン・ジョンストン、スマイヤ・アミーラ、ニック・タグ、ライアン・ベルトローシュ、デボン・オデッサ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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