CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-060「君が落とした青空」(日本)

2022年03月06日 01時00分36秒 | 日本映画
なんでこれは憶えてないの
 高校生の実結と修弥は、「毎月1日は何があっても必ず一緒に映画を観に行く」という約束通り、その日も映画館デートへ向かっていた。しかし、修弥が急用を理由に映画館行きを突然キャンセルしてしまう。
 最近何かを隠しているような雰囲気だった修弥に、実結はどこか不安を感じていた。「もう一度話したい」と連絡してきた修弥と会うため、実結は待ち合わせ場所に向かうが、目の前で修弥が交通事故に遭う。突然の事故にパニックになった実結が目を覚ますと、それは事故当日の朝だった。
 実結は修弥を助け出すと心に決めるが、何度も「同じ日」を繰り返す中で修弥が隠していたある事実を知る。(「作品資料」より)


 付き合って2年になる修弥が事故に遭ってしまう。

 その場にいた実結はショックを受けるが、目を覚ますとまた同じ日の朝に戻っている。

 やがて、タイムリープによって同じ日を繰り返していることを知った実結は、修弥を救うべく奔走する。

 SF青春ラブ・ロマンスというところか。

 修弥と実結は、どうもお互いハッキリと相手にものが言えないようで、しかも修弥が他の女子と遊んでいるという噂、更に実結自身が目撃したことで、ギクシャクしている感じ。

 そんな中、少しの仲違いの後に起こる事故。

 後悔の念を持つ実結は、修弥を救うべく奔走するが、同じ日を繰り返していくうちに様々な事実を知ることになっていく。

 修弥と同じクラスのトモカとの関係。いつも実結と修弥のことを心配して、何かとお節介を焼いてくるクラスメイトの佑人の想い。

 それに限らず、実は同じ日々を繰り返していたと思っていた実結が知る日常。

 タイムリープは実結を成長というか目を開かせてくれる。

 それでは、修弥の運命はどうなるのか。

 ついに翌日を迎えるにあたって、本当のことが明らかになる。

 オチから考えると、タイムリープしている間に実結が知ったことは真実なのか、と気になるが、お互い気持ちをぶつけ合うことと、日常は誰かが動いてこそ普通にやって来るんだなという印象。

 正直、涙するところまでいかなったが、行き着く先の気になる話であった。

/5

監督:Yuki Saito
出演:福本莉子、松田元太、板垣瑞生、横田真悠、莉子、矢柴俊博、松本若菜
於:TOHOシネマズ池袋

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