CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-280「ホームステイ ボクと僕の100日間」(タイ)

2019年11月15日 23時25分05秒 | タイ映画
ドリアンも食べられた
 死んだはずの“ボク”は“抽選”に当たったため、自殺したばかりの高校生ミンの肉体に“ホームステイ”して、ミンとして再び人生をスタートさせる。
 しかしそれには条件があって、ミンの自殺の原因を100日以内に見つけなければならなかった。もし見つけられないと、ボクの魂は永遠に消えてしまうという。
 こうして見知らぬ家族や同級生たちに囲まれ、不慣れな高校生活を送りながら、ミンの自殺の原因を探り始めるボクだったが。(「allcinema」より)


 一度死んだはずの人間が、自殺したばかりの高校生、ミンの体に〝ホームステイ〟して、再び人生をスタートさせる。

 〝抽選に当たった〟ということで、人生を再スタートさせるが、管理人と名乗る者からは、100日以内にミンの自殺の理由を見つけなければ、魂の再生はない、と言われてしまう。

 そんなミンの体にホームステイしたボクが、ミンの生活を送りながら、自殺の原因を探っていくというストーリー。

 日本でもアニメ「Colorful カラフル」として映画化された、森絵都の小説をタイで実写映画化した作品。

 原作は未読。

 基本ストーリーは同じであるが、日本アニメとは違った雰囲気があったな。

 冒頭はまるでホラーのように始まり、その後は青春モノかなという雰囲気で進んでいくが、サスペンス性も強かった。

 ミンの体を借りている別の人間ということで、今までのミンとは違う言動でもっと周囲を戸惑わせ、笑わせるかと思ったが、意外と笑いのシーンは少なかったな。

 無難にミンを演じている様子。

 ミンが親しかった年上の女性、パイに一目惚れし、青春を謳歌し始めるボク。

 しかし、ミンが残したというパソコンの存在を知ってから、次々と思わぬ真実が明らかになっていく。

 果たして、ボクはミンの自殺の原因を探り出すことが出来るのか。

 
 ホラーっぽい雰囲気やサスペンス性もあるが、基本は青春モノということかな。

 思わぬ真実に驚き、それを知ったボクの言動には首を傾げさせられたが、面白い作品であった。

 「Colorful カラフル」の細かい部分は憶えていないが、話の行き着く先は一緒だったな。

/5

監督:パークプム・ウォンプム
出演:ティーラドン・スパパンピンヨー、チャープラン・アーリークン
   スークワン・ブンラクン 、サルダー・ギアットワラウット
於:新宿武蔵野館

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