CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-279「ブラック校則」(日本)

2019年11月14日 01時35分57秒 | 日本映画
自分に許可を出すのは誰だ
 学校で空気のような存在となり冴えない毎日を送る平凡な高校生の小野田創楽。彼の高校には理不尽なブラック校則がはびこっていたが、多少の疑問は抱きながらも、静かに高校生活をやり過ごしていた。
 そんな中、創楽が秘かに憧れる女子生徒・希央が、生まれつきの栗色の髪を黒く染めるよう強要され、反発した彼女が退学の危機に陥ってしまう。
 すると創楽は、親友の中弥とともに、希央のためにブラック校則と教師たちに立ち向かうと決意し、勇気を振り絞って大胆な行動に出るのだった…。(「allcinema」より)


 理不尽な校則に対抗するため立ち上がる高校生たちの姿を描いた青春ストーリー。

 これまでの物語が、TVで放映されていたのかな。

 
 40年ぐらい前だと、こういう校則は当たり前のように感じたが、現代だと理不尽に感じるのかな。

 当時はスマホなぞ無かったからな。

 どちらかと言えば、ブラックな教師の方が目立っていたような話。


 そんな中、特に取り得の無い、小野田創楽は、理不尽な校則を変えようと考える。

 密かに想いを寄せている町田希央が、地毛である栗色の髪を教師たちから染めていると指摘され、黒に戻さないと登校を許さないと言われる。
 反発した彼女は登校を拒否する。

 そのため出席日数が足りず、留年、更に退学の危機に陥る。

 それを覆すため、創楽は校則を変えるため立ち上がろうとするが、何をしたらいいか判らず、悶々とする。

 何か行動を起こすのを期待するが、なかなか起こさず、観ている方もちょっとやきもきする展開。

 創楽と行動を共にしている、同じクラスの月岡中也は創楽の話は聞くものの、飄々とした感じで、こちらもきっかけにはならなかったな。

 生徒が一致団結して、校則を変えるために行動を起こすような展開を期待していたが、悪い言い方をすれば、ぐだぐだしている感じだった。

 クライマックスには、創楽も思い切った行動を起こし、ちょっと盛り上げてくれるが、行き着く先は思ったものとは、少々違う感じであったな。

 結局は恋愛モノでもあったということか。

 校舎裏の壁の落書きのオチには感心したな。

/5

監督:菅原伸太郎
出演:佐藤勝利、髙橋海人、モトーラ世理奈、田中樹、箭内夢菜
   堀田真由、葵揚、水沢林太郎、達磨、成海璃子、片山友希、吉田靖直
   戸塚純貴、星田英利、坂井真紀、光石研、でんでん、薬師丸ひろ子
於:池袋HUMAX CINEMAS

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-278「レッド・ホークス」... | トップ | 19-280「ホームステイ ボク... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事