CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-209「フンパヨン 呪物に隠れた闇」(タイ)

2024年07月16日 00時14分59秒 | タイ映画
信じなくても、馬鹿にするな

 出家した弟ティーに会うため旅に出たタームは、ドンシンタム島の村にある寺院で、フンパヨンに魔術をかける彫刻家ジェットと出会う。タームはティーが前の僧院長を殺害して逃亡したという噂を耳にするが、弟が人を殺すことができるとは思えない。

 その一方でタームは、曽祖父シンタムの人形に対する村人たちの盲信的な信仰に疑問を抱く。やがて村では女性が行方不明になったり死人が続出したりと恐ろしい事件が次々と起こり、ついには曽祖父シンタムの人形まで壊されてしまう。

 怒りに燃える村人たちは、犯人を捕まえるため呪いの儀式を始めるが。「作品資料」より)


 タイの伝統的なお守り〝フンパヨン〟をモチーフに製作されたホラー。

 バンコクから島の寺院へ出家した兄、ティーに会いにきたターム。

 しかし、ティーは僧侶を殺害した疑いをかけられたまま行方不明となっていた。

 タームは兄のことを調べるため寺院に寝泊まりすることに。

 島ではポーリー神と呼ばれる土像が崇拝されている。

 そのポーリー神を馬鹿にし、暴挙を働いた者が何モノかに襲われるが、果たしてそれは人間なのかそうではないのか。

 タームは兄のことを調べると言いながら、特に何をするようでもなかったな。

 そんな中、次々と何かに憑かれたような者が現れたり、変死体が発見されたりする。

 何かが動いている気配は感じさせるが、その姿はなかなかハッキリ見せない。

 土像が動いているのではと思わせるが、人間かもしれない。

 突然姿を現すなどで驚かせるシーンもあるが、どちらかと言えば、謎を解き明かすような話の展開だったかな。

 怪しい人物は何人もいる。

 クライマックス、恐怖の真実と犯人が明かされ、一件落着かと思わせて、更なる衝撃の真実が明らかになる。

 疑ってはみた人物ではあったな。

 信仰や呪いにまつわるホラーで、それ程怖くはなかったが、興味深い展開ではあった。

/5

監督:ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン

出演:プーンパット・イアン=サマン、プーウィン・タンサックユーン、クナティップ・ピンプラダブ、タソーン・クリンニウム、プーリパット・ウェーチャウォンサーデーチャーワット、パンナウィット・パッタナシリ、ワラティップ・キッティパイサン

於:シネマート新宿

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