CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-143「サモン・ザ・ダークネス」(アメリカ)

2020年08月16日 10時29分35秒 | アメリカ映画
居間には血まみれのお母さん
 ヘビーメタルバンドのライブに向けたロードトリップをしているアレクシス、バル、ビバリーの仲良し3人。途中、悪魔崇拝者たちが起こした連続大量殺人のニュースがラジオから流れてくる。
 コンサート会場に到着すると、マーク、アイバン、コバックスという3人の男たちと出会い、一緒にコンサートを楽しむ。終演後、アレクシスたちは3人を近くにある別荘に誘い、ドリンクパーティーを始めるが、男たちはお酒で意識を失う。彼らが目を覚ますと、恐ろしいカルトの落書きに囲まれ、縄で縛られていた。
 彼女たちは、自分たちが事件を起こした悪魔崇拝者の一員だと打ち明け、彼らを生贄に捧げようとする。(「KINENOTE」より)


 3人連れでライブを楽しむ女性たちが、会場で意気投合した3人連れの男性たちを別荘に誘い、そこで生贄の儀式を行おうとする様を描いたバイオレンス・スリラー。

 アレクシス、バル、ビバリーの3人はヘビメタのバンドのライブへ向かうため車を走らせるが、その途中、世間では悪魔儀式によるものと思われる事件が発生しているというニュースや、ある説教師が、ヘビメタは若者を狂気に走らせる云々と語っているニュース映像が流れたりする。

 これによってアレクシスたちが、ライブに向かい、事件に巻き込まれるのではないかとまずは想像させられる。

 しかし、実際事件を引き起こすのは彼女たち。
 ライブ会場で意気投合したマークたち3人を、アレクシスの父親の別荘へと誘い、彼らを生贄にしようと企む。

 そんな狂気の一夜を描かれる。

 アレクシスたちがマークたちを、いざ生贄にしようとする中、アレクシスの継母が訪れたり、警官が訪れたりと邪魔が入り、更にビバリーはどことなく気乗りしない様子を見せたりする。
 しかも、ビバリーは、マークを少し気に入っている様子。

 このいビバリーが何か別の行動を起こすのではないかと思わされる。

 果たして、アレクシスたちはマークたちを生贄として殺害してしまうのか。

 狂気の一夜を描いた作品ではあるが、ユーモラスな部分も多々。

 クスリとさせられる中、ことは展開し、結末は収まるところに収まったという感じの一本だったかな。

/5

監督:マーク・メイヤーズ
出演:アレクサンドラ・ダダリオ、マディー・ハッソン
   エイミー・フォーサイス、ジョニー・ノックスヴィル
   キーアン・ジョンソン、ローガン・ミラー、オースティン・スウィフト
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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