CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-279「アンダーカレント」(日本)

2023年10月24日 22時24分35秒 | 日本映画
にしても、キツいタバコ吸っとるねぇ
 かなえは家業の銭湯を継ぎ、夫・悟とともに幸せな日々を送っていた。
 ところがある日、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯の営業をどうにか再開させる。
 数日後、堀と名乗る謎の男が銭湯組合の紹介を通じて現れ、ある手違いから住み込みで働くことに。
 かなえは友人に紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに悟の行方を捜しながら、堀との奇妙な共同生活の中で穏やかな日常を取り戻していくが。(「作品資料」より)


 こちらもコミックを原作としたヒューマン・ドラマ。

 コミックの存在は知らず。

 亡くなった父親の銭湯を引き継ぎ、経営するかなえ。

 しかし、夫である悟が失踪し、銭湯は休業していたが、なんとか再開することに。

 そんなかなえの元に、銭湯協会からの紹介で、堀と名乗る男が住み込みで働き出す。

 また、友人の紹介で探偵の山崎に悟の行方を調査してもらうことにするかなえ。

 物語は、悟の行方調査と、かなえと堀の共同生活が並行して描かれる。

 調査の過程で悟が言わなかったことが明らかになっていき、悟のことを判っていなかったと感じるかなえ。

 堀は寡黙で、自分のこともほとんど話さない。

 かなえが堀に対し、懐かしい感じがすると言ったので、もしかしたら悟が整形して戻ってきたのかと思ったな。

 そんな中、ある事件が発生したことで、かなえが子供の頃に起こった事件、かなえが吐いた嘘が明らかになる。

 人が秘めていることは、自分で思う以上に感情が押さえ込んでいるものなのかもしれないな。

 悟が抱えていたもの、そして堀が抱えていたもの。

 全てが明らかになるクライマックス。

 気になるのは、かなえの幼少期の事件だな。

 犯人は捕まってないのか。

 ちょっとミステリアスな雰囲気もあり、ヒューマン・ドラマとして惹き込まれる作品だった。

 探偵の山崎のキャラにも興味惹かれたな。

 /5

監督:今泉力哉
出演:真木よう子、井浦新、江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央、永山瑛太、リリー・フランキー
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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